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 米Maxim Integrated(マキシム・インテグレーテッド)は、電源電圧監視ICの新製品「MAX16162」を発売した ニュースリリース 。低電圧動作のマイコンの電源電圧を監視する。同社によれば、既存製品では電源投入時にグリッチが発生し、誤動作する恐れがあったという。一方、新製品はグリッチが発生せず(グリッチフリーで)、IoT機器やシステムの信頼性を向上させるとする。

新製品を紹介したMaximのDavid Andeen氏
新製品を紹介したMaximのDavid Andeen氏
(出所:オンライン発表からキャプチャー)
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 電源電圧監視ICは、あらかじめ決められた電源電圧(リセットしきい値電圧)を下回ると、リセット信号を発生してマイコンをリセットする。同社によると、既存の電源電圧監視ICは電源投入直後の低電圧時に、リセット信号出力にグリッチが発生し、最悪の場合、マイコンが誤動作してしまうという。一方、技術的な詳細は発表していないが、新製品ではこのようなグリッチは発生しないという。「グリッチフリーの電源電圧監視ICは今回が初めて」(Maxim、Executive Director for the Core Products GroupのDavid Andeen氏)。新製品はIoT機器や、携帯型医療用モニタリング装置、ウエアラブル装置、携帯電話基地局、プログラマブル・ロジック・コントローラー、自動化制御機器などの信頼性向上に向ける。

既存の電源電圧監視ICは電源投入時にグリッチが発生しがちだった
既存の電源電圧監視ICは電源投入時にグリッチが発生しがちだった
(出所:Maxim Integrated)
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新製品の特徴と主な仕様
新製品の特徴と主な仕様
(出所:Maxim Integrated)
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