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(2)FSM 200xx

 同社第2世代のスモールセル向け5G RANプラットフォームであるFSM200xxは、業界初の3GPPリリース16に準拠した5GオープンRANプラットフォームとなる。n259(41GHz帯)、n258(26GHz帯)など、世界で活用されるすべての商用ミリ波帯とサブ6(6GHz未満の周波数帯)をサポート。家庭、空港、スタジアム、病院、オフィス、製造施設など、多様な場所におけるプライベートネットワーク構築も含めた展開を支援する。また、スマートファクトリー化に向けたeURLLC(Enhanced Ultra-Reliable Low-Latency Communication、超高信頼性低遅延通信)対応も行っている。

(出所:Qualcomm)
(出所:Qualcomm)
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 FSM200xxの主な機能は下記の通り。

  • ミリ波帯での1GHzの帯域幅をサポートし、200MHzのキャリア帯域幅にも対応することで、最大8Gビット/秒の高速通信を実現。サブ6でもFDDとTDDの200MHz幅でのアグリゲーションをサポートし、最大4Gビット/秒を実現する。
  • O-RAN準拠の、仮想化も可能なオープンRANインターフェースをサポートし、拡張性が高くコスト効率にも優れた5G無線アクセスネットワーク構築を支援する。すべての機能分離機能に対応し、RANを複数のモジュラーコンポーネントに分解できる。これにより、メーカーや事業者による柔軟な展開や相互運用が可能になる。
  • 最先端の4nmプロセスを採用し、高性能高信頼性を実現しながら優れた電力効率化も実現し、小型化や消費電力削減、コスト削減を可能にする。Power over Ethernet(PoE)採用により、1つの電源で電力とバックホールを実現し、オフィス、工場、公共施設など屋内での活用を可能にしている。

 FSM200xxは2022年前半に顧客へのサンプル提供開始予定。

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