初めてSyncEに対応
今回発表されたEthernet向けNIC(以下、Ethernetアダプター)は、「Intel Ethernet Network Adapter E810-XXVDA4T」である。同社の100Gビット/秒対応のEthernetコントローラーIC「E810-CAM1」(開発コード名:Columbiaville)をベースにする。RANで要求される高精度なタイミング同期に向けて、IEEE 1588 PTP(Precision Time Protocol)とSyncEの両方に対応できる。IntelのEthernetアダプターとして初めてSyncEに対応した。
位相誤差が最大4時間まで±1.5μs以下という高精度な発振器を搭載する。オプションでGNSSメザニンカードを追加できる。Ethernet接続用のSFP28ポートを4つ備える。×16のPCI Express 4.0スロットに挿入する。大きさ167mm×111mmで、いわゆるFull Hight Half Lengthである。