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16:9以外のアスペクト比の映像にも対応

 今回発売したAHL方式のエンコーダーICは「RAA279971」、デコーダーICは「RAA279972」である。これらのICで伝送できる映像は、最大30フレーム/秒の1080p、最大60フレーム/秒の720pなど。16:9以外のアスペクト比の映像にも対応できる。エンコーダーICの入力映像およびデコーダーICの出力映像の形式は、MIPI CSI2、10/8ビット疑似BT.656パラレル、10/8ビットDVP(Digital Video Port)パラレル。エンコーダーICは10ビットD-A変換器を、デコーダーICは10ビットA-D変換器をそれぞれ集積する。また、両ICともPLLを内蔵しているため、27MHz水晶振動子を外付けするだけで、扱う映像に最適なクロック周波数を生成できるという。

エンコーダーIC「RAA279971」の機能ブロック図
エンコーダーIC「RAA279971」の機能ブロック図
(出所:ルネサス エレクトロニクス)
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デコーダーIC「RAA279972」の機能ブロック図
デコーダーIC「RAA279972」の機能ブロック図
(出所:ルネサス エレクトロニクス)
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 パッケージはエンコーダーICが32ピンSQFN、デコーダーICが48ピンQFN。どちらのICも車載ICの信頼性規格「AEC-Q100」に準拠する。両ICとも現在量産出荷中である。ルネサスはそれぞれのIC向けの評価ボードを用意している。エンコーダーIC(RAA279971)の評価ボードは「RTKA279971DA2000BU」で、デコーダーIC(RAA279972)の評価ボードは「RTKA279972DA1000BU」である。2つの評価ボードをバンドルした「RTKA279972DK0000BU」も用意されている。

エンコーダーICの評価ボード「RTKA279971DA2000BU」
エンコーダーICの評価ボード「RTKA279971DA2000BU」
(出所:ルネサス エレクトロニクス)
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デコーダーICの評価ボード「RTKA279972DA1000BU」
デコーダーICの評価ボード「RTKA279972DA1000BU」
(出所:ルネサス エレクトロニクス)
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