全1212文字
PR

 伊仏合弁STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は、多くのセキュリティー機能を備えた汎用マイコン「STM32U585」が、PSA(Platform Security Architecture) Certified Level-3とSESIP(Security Evaluation Standard for IoT Platforms) Assurance Level 3(SESIP3)という2種類のセキュリティー仕様の準拠テストをパスした、と2021年8月4日(現地時間)に発表した ニュースリリース 。PSAは英Armが策定したセキュリティー技術仕様*1。SESIPは非営利機関のGlobalPlatformが策定したIoT向けセキュリティー評価仕様である。

*1 関連記事 Arm、1兆個の機器をセキュアーにつなぐ基盤技術
PSA Certified Level-3とSESIP3という2種類のセキュリティー仕様に準拠したMCU
PSA Certified Level-3とSESIP3という2種類のセキュリティー仕様に準拠したMCU
(出所:STMicroelectronics)
[画像のクリックで拡大表示]

 STM32U585は、STMicroelectronicsが21年2月に発表した「Arm Cortex-M33」ベースのMCU「STM32U5シリーズ」に含まれる製品*2。STM32U5は40nmプロセスで製造し、Cortex-M33の動作周波数は160MHzである。動作時消費電流が19μA/MHzと少ないなど、低消費電力をウリモノにしたMCUで、STM32U585と「STM32U575」の2製品からなる。汎用マイコンとしての機能はどちらも同じで、STM32U575に様々なセキュリティー機能を追加した製品がSTM32U585である。

*2 関連記事 19μA/MHzで動作する超低消費電力MCUをSTマイクロが発表
低消費電力をウリモノにするSTMicroelectronicsのMCU群と今回の製品
低消費電力をウリモノにするSTMicroelectronicsのMCU群と今回の製品
今回の製品「STM32U585」はSTM32U575と共に「STM32U5シリーズ」に含まれる。今後メモリー容量を増減した派生製品を展開するようだ。(出所:STマイクロエレクトロニクス)
[画像のクリックで拡大表示]
STM32U585(図中ではSTMU5)のセキュリティー機能の多さは、STMicroelectronicsのMCUの中では群を抜く(出所:STマイクロエレクトロニクス)
STM32U585(図中ではSTMU5)のセキュリティー機能の多さは、STMicroelectronicsのMCUの中では群を抜く(出所:STマイクロエレクトロニクス)
(出所:STマイクロエレクトロニクス)
[画像のクリックで拡大表示]