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 食料や日用品などのドローン配送を実施している米Wing(ウイング)は、2021年8月25日(米国時間)、累計の配送回数が間もなく10万回に達すると明らかにした。同社は米Google(グーグル)の親会社である米Alphabet(アルファベット)の子会社である。オーストラリアの首都キャンベラとローガンを中心に、米国バージニア州やフィンランドの首都ヘルシンキでドローン配送を行っている。最も数多くの配送を行ったのがローガンにおいてで、約8カ月間で5万回を超えたという。ウイングはにローガンを「ドローン配送の中心地」(同社)と位置付ける。

配送中のウイングのドローン
配送中のウイングのドローン
(出所:公式動画をキャプチャーしたもの)
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 ウイングによれば、ローガンはオーストラリアの中で急成長中の地域だという。このことからウイングは、20年に重点的に投資し、ドローン配送網を拡充した。その結果、ローガンでの注文が増加。例えば、21年8月第1週だけで約4500件の注文があった。ドローン配送の営業時間中に、平均で約30秒に1回配送した計算になるという。コロナ禍で注文が急増した20年5月上旬時点ですら、配送を実施している全地域合計で週1000件ほどだった。このことからも、ローガンにおけるドローン配送がいかに高頻度かが分かる。

 ローガンでは、飲料や食品、料理、日用品などを配送している。例えば、20年の1年間で1万杯以上のコーヒーや1700個以上の子供向けスナックパック、1200個以上のローストチキンなどを配送したという。