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 自動配送技術を手掛ける米国の新興企業Nuro(ニューロ)が、電気自動車(EV)の製造に乗り出す。米国ネバダ州に工場を設けて、自動配送用小型EV(以下、配送ロボット)「R2」を製造する。加えて、車両の開発と検証などに向けたテストコース(テストトラック)も設ける。2021年後半から22年にかけて着工すると、2021年8月26日(米国時間)に明らかにした。ニューロは、トヨタ自動車グループのウーブン・プラネット・グループ(Woven Planet Group)のCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)「Woven Capital」や、ソフトバンクグループのSoftbank Vision Fund(SVF)などから出資を受けていることで知られる。

ニューロのR2
ニューロのR2
(出所:ニューロ)
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 工場とテストコースを設けるために、合わせて4000万米ドル(1米ドル110円換算で44億円)を投じる。稼働した際には、当初250人の雇用を生むとする。テストコースでは、子供やペットを避けたり、路上を走行する自転車に適切なスペースを提供したりといった、さまざまなシナリオで試験を実施するという。

ニューロの工場のイメージ
ニューロの工場のイメージ
(出所:ニューロの公式動画をキャプチャーしたもの)
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 工場やテストコースにある建物を合わせたスペースは、12万5000平方フィート(約1万1600平方メートル)超だという。テストコース向けに、さまざまなモータースポーツ大会が開催されるレース場「Las Vegas Motor Speedway」の74エーカー(約30万平方メートル)超の敷地を取得する。ニューロはこのレース場自体を買収する模様。工場とテストコースを合わせた敷地面積は合計80エーカー(約32万平方メートル)を超えるという。

ニューロのテストコース予定地
ニューロのテストコース予定地
(出所:ニューロの公式動画をキャプチャーしたもの)
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