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15億米ドル調達、商用サービスの認可も

 ニューロは、もともと米Google(グーグル)で自動運転技術を開発していた技術者らが2016年に創業した企業で、シリコンバレーを形成するカリフォルニア州マウンテンビューに本社を置く。同社は、自動運転技術を乗用ではなく、荷物を運ぶ配送向けに焦点を絞っている。20年11月時点で、累計15億米ドルを調達しており、今回の工場設立につながったとみられる。

 こうした多額の資金を集められたのは、数々の高い実績による。例えば、カリフォルニア州の車両管理局(DMV)に認可を得て、これまでテストドライバーが同乗するかたちで、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」を基にセンサーなどを取り付けた自動運転車を使い公道試験を進めてきた。20年4月には、無人(テストドライバーや乗客なし)で公道を試験走行できる許可をカリフォルニア州DMVから獲得。同年12月には、カリフォルニア州DMVから無人自動運転車による商用配送の認可を得ている。

 協業相手も多い。例えばこれまで、ドラッグストアチェーン大手の米CVS Health(CVS)や小売り大手の米Kroger(クローガー)、米Domino’s Pizza(ドミノ・ピザ)、米Walmart(ウォルマート)、米物流大手のFedEx(フェデックス)などと提携・協業している。