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 日経クロステックは、2021年9月9日(米国時間)発売の眼鏡型端末「Ray-Ban Stories」を購入し、さっそく利用してみた。同端末は、米Facebook(フェイスブック)が、「Ray-Ban(レイバン)」ブランドを有するフランスEssilorLuxottica(エシロール・ルクソティカ)と共同で開発したものである。フェイスブックは、AR(Augmented Reality)グラスの開発に注力しているものの、この端末ではAR機能には対応せず写真や動画の撮影に重きを置く。そのため、「ARグラス」ではなく、「スマートグラス」と銘打っている。特徴の1つは、音声入力に対応しており、両手がふさがった状態で撮影が可能なことだ。

購入した「Ray-Ban Stories」
購入した「Ray-Ban Stories」
(撮影:日経クロステック)
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 そこで今回、釣りでRay-Ban Storiesを利用してみた。釣りでは、両手がふさがりがちで、手も生臭くなりやすいので、ハンズフリーの撮影が便利だと考えたからだ。実際、フェイスブックのVR・AR部門「Facebook Reality Labs(FRL)」の責任者であるAndrew Bosworth氏が「Twitter」に投稿した動画には、釣りでの利用シーンがあった。

 ここ最近、日経BPシリコンバレー支局があるベイエリアの沿岸では、イワシをはじめとする青魚が釣れやすく、試すには絶好の機会である。記者のような「ど素人」でも「サビキ(英語でもSabiki)針」と呼ばれる釣り具を使い、エビなどのエサを付ければ、比較的簡単に釣れる。そこで、最近釣りにハマっている知人(S氏)を誘い、スマートグラスの検証のために近場の沿岸へ釣りに行った。なお、S氏もRay-Ban Storiesを注文済みだが、まだ届いていない。