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 超音速旅客機を開発中の米国のスタートアップ(新興)企業Boom Technology(ブーム・テクノロジー)注1)は2022年1月26日(米国時間)、量産機を製造する同社初の工場を設立すると明らかにした。同年に着工し、24年の稼働を予定する。量産するのは、乗客数65~88人を目標とした機体「Overture」である。そのため、工場の名称を「Overture Superfactory」としている。

注1)プレスリリースなどではBoom Supersonic(ブーム・スーパーソニック)と表記されている。
工場のイメージ
工場のイメージ
(出所:ブーム)
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 工場の広さは約40万平方フィート(約3万7000m2)で、ノースカロライナ州のPiedmont Triad International Airport(ピードモントトライアッド国際空港)の敷地(キャンパス)に建てる。この製造拠点を設けることで、30年に1750人以上、32年に2400人以上の雇用を生むとしている。今後20年間で少なくとも323億米ドルの経済効果を生むと試算する。24年の工場稼働後、25年にロールアウト(工場から機体を搬出して公開)し、29年に乗客を乗せた飛行という目標を掲げている。

ピードモントトライアッド国際空港の敷地に工場を建てる
ピードモントトライアッド国際空港の敷地に工場を建てる
(出所:ブーム)
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