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 ルネサス エレクトロニクスは、2022年7月28日に2022年第2四半期(4~6月)の決算をオンラインでメディアとアナリスト向けに発表した。その中で同社の柴田英利氏(代表取締役社長 兼 CEO)は、ディスクリートのパワー半導体に関しての意気込みを示した。「同半導体は内製中心でやっていく。必要に応じて生産能力への投資はちゅうちょなく行う」(同氏)。

図1 登壇したルネサス幹部
図1 登壇したルネサス幹部
右上から時計回りに、柴田英利氏(代表取締役社長 兼 CEO)、片岡 健氏(執行役員 兼 オートモーティブソリューション事業本部長)、新開崇平氏(執行役員 兼 CFO)である(出所:ルネサス エレクトロニクス)
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 同社は2014年に閉鎖した甲府工場(山梨県甲斐市)をパワー半導体の生産ラインとして2024年に再稼働させることを、2022年5月に発表している*1。背景には自動車のパワートレーンやボディー/シャシー系の電動化、さらに自動車以外の用途でのパワー半導体需要が旺盛なことがあるとした。2022年第2四半期決算では、この甲府工場の再稼働に向けた投資などを発表している。2022年の設備投資は第2四半期がピークで下期はこれよりも減少するという。

図2 設備投資額の推移
図2 設備投資額の推移
今回(2022年第2四半期)は甲府工場の再稼働に向けた投資があり、突出して多い。2022年下期には大型投資案件はないという(出所:ルネサス エレクトロニクス)
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