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 米Advanced Micro Devices(AMD)は、デスクトップPC向けMPU(マイクロプロセッサー)の新製品「Ryzen 7000シリーズ」(図1)を2022年9月27日に世界で発売する ニュースリリース 。同社はこのMPUについて「COMPUTEX TAIPEI 2022」(台湾時間の2022年5月24日~27日に開催)の基調講演で発表し*、台湾TSMC(台湾積体電路製造)の5nm世代プロセス「N5」で製造することを明らかにしている。AMDは7nm世代のx86アーキテクチャーのMPUに続き、5nm世代のMPUでも競合の米Intel(インテル)に先んじて製品を市場投入する。

図1 新製品を掲げるChair and CEOのLisa Su氏
図1 新製品を掲げるChair and CEOのLisa Su氏
(出所:AMD)
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 AMDは2022年8月29日(現地時間)に新製品を紹介するオンラインイベント「together we advance_PCs」を開き、Chair and CEOのLisa Su氏らが登壇した。Ryzen 7000シリーズは「Zen 4」と呼ぶ第4世代Zenコアを集積する。今回発表されたのは4製品(図2)で、米国における推奨小売価格は299~699米ドル。いずれの製品もPCI Express Gen5に対応する。また、外付けするメモリーはDDR5型SDRAMである(DDR4型SDRAMには対応しない)。4製品のうちハイエンドの「Ryzen 9 7950X」は、Intelの「Core i9 12900K」に比べてシングルスレッド性能が11%、マルチスレッド性能が44%、電力効率が47%それぞれ高いとする(図3)。

図2 4製品の主な仕様
図2 4製品の主な仕様
(出所:AMD)
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図3 競合のIntel製品と比較
図3 競合のIntel製品と比較
(出所:AMD)
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