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 電気自動車(EV)向け充電サービス事業を手掛けるプラゴ(東京・品川)は2022年9月29日、事前に予約できる急速充電サービスを同年10月に開始すると発表した。自宅で充電ができない「充電難民問題」の解決を目指し、都市部の商業施設などを中心に新たに開発した急速充電器を設置する(図1)。

事前予約できる急速充電器
図1 事前予約できる急速充電器
右は以前から提供している普通充電器。(写真:日経Automotive)
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 これまで提供してきた普通充電器と合わせて充電インフラの整備を進め、2025年までに普通充電器と急速充電器の合計で、1000拠点・1万基の設置を目指す。1万基の内訳は急速充電器が2000基、普通充電器は8000基を想定する。現時点では、5拠点・18基の導入が予定されているという()。

導入予定の施設
表 導入予定の施設
(出所:プラゴ)
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 同日に都内で開いた発表会で、プラゴ代表取締役CEO(最高経営責任者)の大川直樹氏は、「ユーザーの目線でEVシフトを後押しするには、日常生活のルーティーン中で確実に充電できるようにする必要があると判断した」と、事前予約できるサービスを提供する理由を説明した(図2)。

プラゴCEOの大川直樹氏
図2 プラゴCEOの大川直樹氏
(写真:日経Automotive)
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 事前に予約をすることで、EVユーザーは自分の都合を優先しながら確実に充電できるようになる。急速充電器を商業施設などに設置すれば、充電している間に買い物などの用事を済ませる「ながら充電」も可能になる。

 同社CDO(最高デザイン責任者)の山崎晴太郎氏は、「充電時間を待ち時間と考えるのではなく、これからは、その時間をいかに有効に使うかが重要になる。ながら充電中の新たな体験もEVユーザーに提供したい」と強調した(図3)。

プラゴCDOの山崎晴太郎氏
図3 プラゴCDOの山崎晴太郎氏
(写真:日経Automotive)
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