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 パナソニックオートモーティブシステムズは、2023年1月に国内6拠点と海外8拠点の同社全拠点でカーボンニュートラル〔二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロ〕を達成した。同月27日に発表した。パナソニックグループの事業会社としては初。同グループは2030年までに自社のCO2排出量実質ゼロを宣言している。

 今回のカーボンニュートラルは、これまで推進してきた年間3%の消費エネルギーの削減に加えて、主に外部からの再生可能エネルギー調達と非化石証書の購入によって達成した(図1)。今後も年間3%の消費エネルギー削減の取り組みを継続。併せて、2023年1月時点ではほとんど外部に依存している再生可能エネルギーについて、自家発電率を現状の0.1%から2030年には50%まで引き上げたいとした。

図1 カーボンニュートラル達成における外部依存の割合
図1 カーボンニュートラル達成における外部依存の割合
2023年1月時点では、消費エネルギーのうち自社で発電した再生可能エネルギーは0.1%。残りの99.9%を外部からの再生可能エネルギー調達や非化石証書の購入によって、カーボンニュートラルを達成した。(出所:パナソニックオートモーティブシステムズ)
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