
先端技術ニュースプラス
目次
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新型コロナ共生を見据え、ルネサスが非接触操作対応マイコン
ルネサス エレクトロニクスは、同社オリジナルのRxコアをベースにするマイコン「RXファミリ」の新製品として「RX671」を発売した。CPUコアは最新のRxコアの「RXv3コア」。RXv3コアをベースとするマイコンとしては、初めて、非接触操作が可能な静電容量式タッチセンサー回路を集積した。HVAC(…
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動作環境が変わってもラクラク最適制御、TIがBLDCモーター駆動IC
米Texas Instruments(TI:テキサス・インスツルメンツ)は、センサーなしで制御が可能な、3相BLDC(ブラシレスDC)モーター向けドライバーICの新製品を発表した。制御プログラムのコーディングが不要なタイプの製品で、同社によればユーザーの設計者は10分以内に新規のBLDCモーターを…
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Samsung、メモリー内演算PIMの実力をHBM2、LPDDR5、DIMMで評価
Hot Chips 33開催
韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は、プロセッサーIC関連の国際学会「Hot Chips 33」に登壇し、PIM(Processing In Memory:メモリー内演算)の効果に関して発表した。DRAMダイを縦積みするHBM2(High Bandwidth Memory …
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Intel次期MPUへのAMD対抗策、Hot Chips 33の講演から占う
Hot Chips 33開催
米Advanced Micro Devices(AMD)は、プロセッサーIC関連の国際学会「Hot Chips 33」に登壇し、現在量産中のMPUに搭載されている最新CPUコア「Zen 3」の詳細を説明した。この記事では、Zen 3コアのポイントを過去のZenコアと比較しながら紹介し、同じHot …
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高所は遠隔操作ロボにおまかせ、GEやMS出資の米新興が実証成功
米国のスタートアップ企業Sarcos Roboticsは2021年8月26日(米国時間)、同社が手掛ける遠隔操作ロボット「Guardian XT」を実際の作業現場に適用する実証に成功したことを明らかにした。22年末の発売に向けて、大きな一歩を踏み出した。
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トヨタ・ウーブン出資の自動配送NuroがEV工場、テストコースも
自動配送技術を手掛ける米国の新興企業Nuroが、電気自動車(EV)の製造に乗り出す。米国ネバダ州に工場を設けて、自動配送用小型EV(以下、配送ロボット)「R2」を製造する。加えて、車両の開発と検証などに向けたテストコース(テストトラック)も設ける。
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オーストラリアがドローン配送の中心に、グーグル系企業が10万回
ドローン配送を実施している米Wingは、累計の配送回数が間もなく10万回に達すると明らかにした。同社は米Googleの親会社である米Alphabetの子会社である。最も数多くの配送を行ったのがローガンにおいてで、約8カ月間で5万回を超えたという。
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トヨタ、レクサスES部分改良車を日本投入 予防安全性能を強化
トヨタ自動車は2021年8月26日、上級セダン「レクサスES」の部分改良車を日本で発売した。先進運転支援システム(ADAS)「Lexus Safety System +」などの機能を強化し、予防安全性能を高めたのが特徴である。また、静粛性や乗り心地、操縦安定性を向上させたほか、外観ではヘッドランプ…
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ウェイモが自動運転商用に王手、サンフランシスコ住民に試験提供
米Waymo(ウェイモ)は、サンフランシスコ住民を対象にした、自動運転車による移動サービスの研究プログラム「Waymo One Trusted Tester」を始めた。2021年8月24日(米国時間)に明らかにした。
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IBMがAI処理強化の新プロセッサー、不正行為対策向け
米IBMは2021年8月23日、エンタープライズ市場向けに新しいプロセッサー「Telum」を報道発表し、プロセッサーに関する国際会議「Hot Chips 33」(21年8月22~24日、オンライン開催)で講演発表した。特徴は、同社として初めて、機械学習の推論処理のアクセラレーターを集積(オンチップ…
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元Airbusチームの電動航空機はハイブリッド型、600億円超受注
電動航空機を手掛けるスタートアップ企業の米Airflow.aeroは2021年8月17日(米国時間)、11社の顧客からの受注額が6億米ドル(1米ドル110円換算で660億円)を超えたと明らかにした。
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トヨタ、次期仮想人体モデルを自動運転対応へ 22年中投入
トヨタ自動車は、車両の衝突シミュレーションなどに使う仮想人体モデル「THUMS(サムス)」の次期型で自動運転対応を強化する。日経クロステックの調べで分かった。座席の背もたれを一定の角度まで倒したり、座席自体を前後回転させたりした状態を想定。これら姿勢時の事故における乗員の動きやケガの程度を予測でき…
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テスラがAI学習用怪物プロセッサーを独自開発、3000個でエクサ級
米TeslaはAI技術のトレーニング(学習)に用いる独自プロセッサー「D1」を発表した。自社スーパーコンピューター「Dojo」に利用する予定だ。D1を3000個利用すれば、1.1E(エクサ)FLOPSを達成できるという。
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電池交換式EVが日本でも、米新興にENEOSらが170億円超出資
EV向け電池交換システムを手掛ける米国の新興企業Ampleは、新たに1億6000万米ドルを調達する。出資者として、日本企業ではENEOSホールディングスが名を連ねる。今回の資金調達で、累計2億3000万米ドルを獲得した。
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鴻海がEV向けにSiCパワー半導体に参入、150mm基板ラインを買収
台湾・鴻海精密工業は台湾の旺宏電子から口径150mmウエハーに対応した半導体工場を買収する。同工場で、EV向けにSiCのパワー半導体素子(以下、SiCパワー素子)を量産する。買収額は25億2000万台湾ドル(約100億円)で、21年中の取引完了を目指す。
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ホンダが渋滞緩和の新サービス、車両の走行データを活用
ホンダは2021年8月19日、一般道における渋滞緩和に寄与する新サービスの運用を、同年8月に開始したと発表した。コネクテッド機能を搭載するホンダ車の走行データを利用して、渋滞路や迂回路を通過できる所要時間を計算し、路上に設置した表示機にその時間を示す。
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Intel、Tiger LakeのCore i9を搭載するデスクトップPCキット発表
米Intel(インテル)は、デスクトップPCキットの新製品「Intel NUC(Next Unit of Computing) 11 Extreme Kit」(開発コード名:Beast Canyon)を2021年7月29日に発表した。PC向けMPU「第11世代Coreプロセッサー」を搭載するNUC…
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トヨタ・ホンダ・日産、記録的豪雨も「工場稼働に影響なし」
活発な前線の停滞が九州地方や中国地方に記録的な豪雨をもたらしている。日経クロステックでは2021年8月16日、九州地方に自社および生産子会社の工場を構えるトヨタ自動車、ホンダ、日産自動車に工場の稼働状況について聞き取り調査を実施。各社、同日昼時点で「工場の稼働に影響はない」と回答した。
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STのセキュリティー強化MCU、PSAとSESIPのレベル3をクリア
伊仏合弁STMicroelectronicsは、多くのセキュリティー機能を備えた汎用マイコン「STM32U585」が、PSA(Platform Security Architecture) Certified Level-3とSESIP(Security Evaluation Standard f…
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ヤリス・フィットとどう違う?トヨタ新型「アクア」10の疑問
トヨタ自動車は2021年7月19日、小型ハイブリッド車(HEV)「アクア」の新型を発売した。初代の登場から約10年、「次の10年を見据えたコンパクトカー」は初めての全面改良でどう進化したのか。2代目アクアの特徴や搭載した新技術など、知っておきたい項目をまとめた。
日経クロステック Special
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