
先端技術ニュースプラス
目次
-
ASIL-D取得をスムーズに、Cadenceが機能安全性IC開発向けソフト
米Cadence Design Systems(ケイデンス・デザイン・システムズ)は、ISO 26262やIEC 61508といった機能安全性規格に準拠したICの開発に向けた、新たなソフトウエア製品「Cadence Midas Safety Platform」を発表した。新製品を使うことで、デジタ…
-
パナソニックの最新市販カーナビ、大画面と低価格で巻き返し
パナソニックは市販のAV一体型カーナビゲーション(以下、カーナビ)「ストラーダ」を刷新し、2021年12月に発売する。近年のカーナビのトレンドに合わせ、大画面のモデルと低価格帯の標準モデルを用意した。
-
「自社製品とのシナジーを問わない」パナソニック巨額買収の真意
「米Blue Yonder(ブルーヨンダー)の買収では、パナソニック製品とのシナジーを問わない」。パナソニック代表取締役専務執行役員でコネクティッドソリューションズ社社長の樋口泰行氏は2021年10月22日に開催した合同取材でこのように語った。
-
空飛ぶクルマへSkyDriveが海上実験、大型ドローンで海風を評価
電動垂直離着陸機(eVTOL)を開発するSkyDriveは2021年10月22日、大阪港の海上で大型ドローンの実証実験飛行を実施した。大型ドローンで海上での風の影響などを調べ、25年の大阪・関西万博に向けてサービス化を進める「空飛ぶクルマ」(eVTOL)の開発へ、分析結果を活用していくのが狙いだ。
-
WHILLの新型モビリティーは折り畳み式、前モデル比で重さ半減
WHILLは、3世代目となる新型機「WHILL Model F」を2021年10月19日に発表、同年11月1日から発売する。価格は26万8000円(非課税)。同社初の折り畳み式を採用し、収納時のコンパクトさと軽量化を実現した。Model Fでは日額レンタルサービスを開始し、旅行中など短期利用のニー…
-
「東京五輪で4.5億回のサイバー攻撃」NTTらが語る大会運営の裏側
「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の期間中に、約4億5000万回ものサイバー攻撃とみられるシグナルを検知した。しかし攻撃をブロックするなどして、大会運営に支障を来すインシデントは発生しなかった」。NTT執行役員でCISO(Chief Information Security Off…
-
サントリーHD新浪社長、脱炭素に向け「“レーダー”を揚げる」
「(脱炭素に向けて)“レーダー”をもっと揚げていく」――。サントリーホールディングス(HD)社長の新浪剛史氏は「NIKKEI 脱炭素プロジェクト 第1回シンポジウム(2021年10月19日、主催:日本経済新聞社)」に登壇してこう意気込んだ。同氏が“レーダー”と表現するのは、脱炭素の実現に不可欠な技…
-
ドコモも歓迎、ノキアが4年ぶりにルーター向け新プロセッサーIC
ノキアソリューションズ&ネットワークスは、プライベートイベント「Nokia Connected Future 2021」を2021年10月12日~15日に東京のフィンランド大使館で開催し、会期中の13日に報道機関向け会見を開いた。会見の中で、フィンランドNokia(ノキア)が21年9月21日(現地…
-
「楽天5G、上り下りとも国内最高速」、英Opensignalがリポート
独立系調査会社の英Opensignalは2021年10月14日、日本の通信事業者4社のモバイルネットワークをユーザーエクスペリエンスの観点で調査した「JAPAN モバイル・ネットワーク・ユーザー体感レポート」、および、5Gにフォーカスした「JAPAN 5G体感レポート」を発表した。5Gダウンロード…
-
トヨタ大型SUV「レクサスLX」、プラットフォーム刷新 盗難防止
トヨタ自動車は2021年10月14日、レクサスブランドの新型SUV(多目的スポーツ車)「LX」を、サウジアラビアとアラブ首長国連邦で世界初公開した。プラットフォーム(PF)を刷新することなどで、オフロードタイプの大型SUVとしての基本性能を高めたのが特長である。盗難が多いとされる同車のセキュリティ…
-
ホンダジェットに新型機構想、航続距離延長で米大陸横断
ホンダの航空機事業子会社である米Honda Aircraft Companyは米国時間2021年10月12日、ビジネスジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」シリーズのコンセプト機「HondaJet 2600 Concept」を発表した。
-
5Gの真の性能を引き出すミリ波 サブ6、SA、O-RANとペアで新展開
米Qualcomm(クアルコム)は2021年10月4日、5Gの真の性能を引き出すためには、ミリ波の活用が不可欠だとするコラム「What is the missing piece of the 5G puzzle? How to plan for the future.」を自身のブログに掲載した。
-
携帯電話網の温暖化ガス排出量はどこから?ノキアが考える脱炭素
ICT産業はあらゆる産業の中でも特に電力消費量が大きく、カーボンニュートラル(脱炭素)に向けた取り組みが求められている業界だ。ICT産業の中でも中心的な存在である携帯電話ネットワークにおいて、温暖化ガス排出量はどんな部分から生じているのか。フィンランドの大手通信機器ベンダーであるNokia(ノキア…
-
ENEOSが再エネ新興買収、「水素社会」への近道に
ENEOSが脱炭素対応の強化に動く。2021年10月11日、再生可能エネルギー(以下、再エネ)の新興企業、ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE、東京・港)を約2000億円で買収すると発表した。
-
三菱重工、CO2回収「コスト3割減へ」 狙う10兆円市場
三菱重工業が二酸化炭素(CO2)回収技術で攻勢をかけている。2021年10月12日にオンラインで開いた事業説明会にて、規模によっては百億円超にもなる「CO2回収プラント」関連のコストを約3割下げられるという見通しを表明。量産効果の創出や設備の標準化が鍵といえ、技術進歩によってはさらなる低コスト化も…
-
反撃なるかARグラス「Magic Leap」、560億円調達 新型を22年に
AR/MR用ヘッドマウントディスプレーを手掛ける米Magic Leapは2021年10月11日(米国時間)、5億米ドル(1米ドル112円換算で560億円)を調達したことを明らかにした。評価額は20億米ドル(同2240億円)だという。合わせて、新型機「Magic Leap 2」を22年に一般発売する…
-
KDDI総研とJDI、液晶でメタサーフェス反射板の電波方向を自在に
世界で研究開発が加速し始めた「6G」。6Gに向けた技術開発のポイントの一つは、あらゆる場所へ電波を届ける技術だ。KDDI総合研究所(KDDI総研)とジャパンディスプレイ(JDI)は2021年10月、そんな6G時代を見据え、電波の反射方向を自在に変えられるメタサーフェス反射板を開発したと発表した。ま…
-
NECがFacebookの海底ケーブル建設受注、48芯投入で超大容量
NECは2021年10月8日、欧州と米国を結ぶ北大西洋横断海底ケーブルの供給契約を米Facebookと締結し、建設を開始したと発表した。同ケーブルはFacebookが計画・運用し、NECが建設を担う。
-
Facebookが先端通信技術を紹介 光網敷設ロボや60GHz帯通信など
米Facebookは2021年10月7日(米国時間)、世界中に高速インターネットアクセスを提供する取り組み「Facebook Connectivity」の最新状況を発表した。
-
「カワサキ」バイクを電動化 先陣は10車種以上、25年まで
バイクの「Kawasaki(カワサキ)」が電動化にかじを切る。川崎重工業は2021年10月6日、バイクやエンジン部門を分社化した新会社、カワサキモータース(兵庫県明石市)の事業方針説明会で、35年までに先進国向けの主要車種を電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)仕様に置き換えると表明した。ま…