
先端技術ニュースプラス
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キャディ、クラウドでの図面活用に向け紙をスキャンするサービス開始
キャディ(東京・台東)は2023年1月17日、図面をクラウドで管理して高度な検索ができるクラウドサービス「CADDi DRAWER」に関して、紙図面をスキャンしてデジタル化する「CADDi DRAWER 紙図面デジタル化パッケージ」を提供すると発表した。
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i-PROが低価格の組み込み用AIカメラ、画角や撮影距離を選択可能
i-PRO(東京・港)は2023年1月20日、検査やモニタリング、診断といった産業用途や医療用途の撮像向けに、機器組み込み用のモジュール型カメラ「moduca」を発売し。1500種類以上の仕様を構成可能で、「これまでのカスタマイズ可能なカメラよりも安価な5~6万円から」(i-PRO)供給できる。
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タブレット1つでロボット設定作業9割減、OnRobotの新システム
デンマークOnRobotは2023年1月20日、産業用ロボットや協働ロボットの動作を簡便かつ短時間で指示できる新たなプラットフォーム「D:PLOY」を発表した。プログラミングなどの専門的なスキルを必要とせず、複数の異なるメーカーのロボットの動作を同一のUIで設定できる。
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「あれほど難しい1年は初めて」アウディ日本トップ
「電気自動車(EV)の戦国時代を戦う以前に、半導体不足と戦った1年だった」。アウディジャパンは2023年1月20日に年頭会見を開き、同社ブランドディレクターのマティアス・シェーパース氏はこう語った。
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帝人と富士通がCFRPのリサイクル工程可視化、ブロックチェーンで再生材の価値向上
帝人と富士通は2023年1月19日、リサイクル素材の価値を高める取り組みの第一歩として、炭素繊維強化樹脂(CFRP)製自転車フレームのリサイクルにまつわるデータを可視化する実証プロジェクトを行うと発表した。富士通のブロックチェーン(分散型台帳)を用いたサービスを実装し、サプライチェーン(供給網)を…
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排せつの状況を自動でクラウドに記録、パナソニックが介護施設向けのセンサーシステム
パナソニックは2023年3月に、トイレの便器に設置して自動で排せつ状況を記録する介護施設向けのセンサーを発売する。具体的には、トイレへの入退室時間、便尿量、排便形状と色、排便の画像撮影を自動で実行する。1人でトイレに行ける人の排せつ状況を正確に管理することで健康状態を管理する。
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EVの航続距離延長に貢献、米TIが電池管理システム関連で新製品
米Texas Instruments(テキサス・インスツルメンツ、TI)は、電気自動車(EV)の推定航続距離を高精度に把握できるようにする電池セルモニター「BQ79718-Q1」と電池パックモニター「BQ79731-Q1」の新製品を発表した。測定誤差による「電欠」(電池切れ)が発生しないように大き…
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B-EN-G、カスタマイズ性高めた製造業向け基幹パッケージをクラウド化
ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は2023年1月19日、生産・販売・原価管理クラウドサービス「mcframe X」を発表した。2023年4月からSaaS(Software as a Service)型で生産管理関連の機能を提供開始。年数回程度のリリースと機能拡張を段階的に提供していく。
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最新のラズパイ使ったPLC、低価格強みにIoTや自動化需要を開拓
リンクス(東京・品川)は2023月1月17日、産業用コントローラー「TRITON」を開発し、本格提供すると発表した。TRITONはハードウエアに最新の「Raspberry Pi(ラズパイ)」、OSにチューニング済みの「Linux」を採用し、フリーの代表的ソフトウエアPLCである「CODESYS」を…
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レゾナックがEVパワーモジュール共創拠点本格始動、顧客の開発短期化
レゾナック(旧昭和電工)は2023年1月17日、都内で新会社発足説明会を開き、電動車用パワーモジュールの評価・開発拠点を本格始動させると発表した。
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スバルの新型「インプレッサ」、安全性能では手を抜かない
SUBARU(スバル)は、中型ハッチバック車の新型「インプレッサ」の日本仕様車(プロトタイプ)を、カスタム車の展示会「東京オートサロン2023」(2023年1月13~15日、幕張メッセ)で初公開した。新型インプレッサ(以下、新型車)は同社のエントリー(入門)モデルだが、上位モデルで使用している多く…
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STMicroが8/16ビット品代替狙うArmマイコン、「STM32」で最安品
スイスSTMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は、Armコアのマイコン「STM32ファミリ」の新製品として、「STM32C0シリーズ」を発表した。新製品はSTM32ファミリの中で最も低価格なシリーズで、同ファミリ製品ユーザーの拡大を狙うという。
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マツダ、ロータリーエンジン搭載PHEVを23年春に欧州で発売
マツダは2023年1月13日、ロータリーエンジン(RE)を発電機に使うプラグインハイブリッド車(PHEV)を、ベルギーで開催中の「Brussels Motor Show」(プレス公開日:2023年1月13日、一般公開日:同年1月14~22日)で初公開した。2023年春に欧州で発売する。日本にも導入…
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三菱自の新型軽「デリカミニ」、予防安全機能を強化
三菱自動車は2023年1月13日、超背高ワゴンタイプの新型軽自動車「デリカミニ」の予約注文の受け付けを開始した。発売は2023年5月を予定する。同車の純正用品装着車やカスタム車を、2023年1月13~15日に開催されたカスタム車の展示会「東京オートサロン2023」で公開した。
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パナ系がSDV向け車載セキュリティー、第1弾は仮想化技術に照準
パナソニックオートモーティブシステムズは2023年1月16日、車載セキュリティー製品の新ブランド「VERZEUSE(ベルセウス)」の第1弾を開発したと発表した。次世代のソフトウエア定義車両(Software Defined Vehicle、SDV)で大きな課題となるサイバーセキュリティーの強化を目…
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累計71億個マイコン「RL78」、ルネサスが3mm角8ピン品で8ビット置換狙う
ルネサス エレクトロニクスは、16ビットマイコン「RL78ファミリ」の新製品として「RL78/G15」を発売して量産を始めた。3mm角と小さな8ピンパッケージに封止した品種があり、これまで8ビットマイコンが使われていたアプリケーションを狙う。少ピン小型パッケージ封止でも周辺回路が豊富なため、8ビッ…
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自動車大手らが採用、グローブ型スキャナーの独ProGloveが日本本格参入
ProGloveが開発するハンディースキャナー「ProGlove」は、マッチ箱大のリーダー端末を手の甲に装着する、グローブタイプのウエアラブルスキャナーを中心としたシステム。従来のハンディースキャナーとは異なり、作業者の両手が空くので、手元の作業を極力妨げることなくスキャン作業を素早く行える。
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工作機械受注「外需に陰り」、23年予想は8.6%減の1.6兆円
2023年の受注総額の予想は前年比8.6%減の1兆6000億円--。日本工作機械工業会会長の稲葉善治氏は2023年1月12日、工作機械メーカーをはじめ、ファクトリーオートメーション業界の企業や団体が集う「FA業界 新年賀詞交歓会」に登壇し、2023年の工作機械の受注見通しなど同業界の展望を語った。
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「GT-R」の改良型が日本仕様のみマフラーを刷新、騒音規制に対応
日産自動車は2023年1月13日、カスタムカー関連の展示会「東京オートサロン2023」(2023年1月13日~15日、幕張メッセ)でスポーツカー「GT-R」の改良型を発表した。改良型では、日本仕様のみ新構造のマフラーを採用することで、車外騒音規制に対応した。
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NXPの1チップ車載ミリ波レーダー、デンソーが次世代ADASに採用
オランダNXP Semiconductors(NXPセミコンダクターズ)は、28nm世代のRF CMOS技術を使った車載ミリ波レーダー用のIC「SAF85xx」を発表した。これまで2チップ構成だったものを今回初めて1チップ化し、ミリ波レーダーモジュールの面積を従来に比べて30%削減できる。