
先端技術ニュースプラス
目次
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「マツダ6」部分改良車、ソフト更新でエンジン性能を改善
マツダは中型スポーツセダン/ステーションワゴンの「マツダ6」を部分改良し、2022年12月9日に予約受け付けを開始した。発売は同年12月下旬を予定する。今回の部分改良のポイントは、(1)走行性能の向上、(2)運転支援機能の強化――などである。
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ルネサスが10TOPS/W実現の推論速度1000倍MPU、2023年に登場へ
ルネサス エレクトロニクスは、かねてマイクロプロセッサー(MPU)のAI(人工知能)推論処理を1000倍速く実行可能にすると宣言してきた。10倍や100倍にしたMPUはすでに製品となって販売している。いよいよ2023年には1000倍のMPUが登場する。そのための技術を開発したとの発表を、同社と国立…
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パナソニック、セルロースファイバーとポリ乳酸で生分解する成形材料
パナソニック ホールディングス マニュファクチャリングイノベーション本部は2022年12月6日、セルロースファイバーを生分解性プラスチックに組み合わせた生分解性の成形材料を開発したと発表した。
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プロセス産業向けデジタルツインをPLMの機能で強化、AVEVAとAras
プロセス産業向けデータ管理ツールの英AVEVAと、PLMツールの米Arasそれぞれの日本法人AVEVAとアラスジャパンは、AVEVAのツール開発にArasのPLMツール「Aras Innovator」を採用する際の具体的な方法について明らかにした。
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「2030年度に売上高4000億円」、川崎重工が描く水素が広がる未来
「モーターサイクルも航空も、(鉄道)車両にも一部水素が入ってくる」「水素事業は、2030年には一番大きな事業となり得る」。川崎重工業が2022年12月6日に開催した「グループビジョン2030進捗報告会」で、同社代表取締役社長執行役員の橋本康彦氏は、何度も水素エネルギー事業への期待を強調した。
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N-BOXが3カ月連続の首位、22年11月の新車販売
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2022年12月6日に発表した同年11月の車名別新車販売台数(速報値、以下同じ)によると、登録車と軽自動車を合わせた総合順位で、ホンダの軽自動車「N-BOX」が3カ月連続で首位となった。
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日本郵便とACSLがレベル4対応ドローン、23年度内に物流利用目指す
日本郵便と日本郵政キャピタル、ドローン機体の開発を手掛けるACSLは2022年12月6日、日本郵便による配送に向けた物流専用ドローンの新機体を発表した。
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日立、台湾新型特急のデザインで地域との対話に3Dプリンター活用
日立製作所は、台湾で2021年12月から運行している新型特急電車「EMU3000」のデザイン開発過程において、3Dプリンターの造形品などを利用して初期段階コンセプト決定から最終段階まで顧客側と頻繁に議論を重ねたプロセスを明らかにした。
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CMOSアニーリングによる信号機制御で渋滞解消など、日立がデモ展示
日立製作所は2022年12月5日、同社中央研究所(東京都国分寺市)で開いた「2022年度研究開発・知財戦略説明会」で、開発を進める量子コンピュータの関連技術を報道関係者に公開した。
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ソニーGが研究開発体制を大幅刷新、中核は「センシング」「AI」「仮想空間」
ソニーグループは2022年12月6日に研究開発方針説明会を開催し、同社執行役専務兼CTO(最高技術責任者)の北野宏明氏が研究開発体制の強化に向けた組織の大幅な再編などを発表した。
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断面形状が連続的に変化する線材、モーターの占積率向上に一役
鉄や非鉄の線材などを製造・販売するナミテイ(大阪府東大阪市)は、断面形状が連続的に変化する新開発の線材「ウルトラデフォームドワイヤー」を「ものづくりパートナーフォーラム 東京2022」(主催:日経ものづくり、2022年12月1・2日、東京都立産業貿易センター)に出展した。
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「なぜだかうまくいかない」を3D計測で解決、パンチ工業の支援サービス
金型部品を製造・販売するパンチ工業は、3D計測で開発から量産までの時間短縮を支援する新サービス「3D計測パートナーズ」を「ものづくりパートナーフォーラム 東京2022」(主催:日経ものづくり、2022年12月1・2日、東京都立産業貿易センター)で紹介した。
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KDDI傘下がStarlink活用でドローン運用、レベル4解禁が利用拡大後押し
2022年12月5日、航空法の一部改正によってドローンの「レベル4飛行」、つまり「有人地帯(第三者上空)における補助者なし目視外飛行」が解禁された。期待されるのはドローン活用のすそ野の拡大だ。
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パウダーテックの曲がる磁性複合材、結合材なしでフェライトを成膜
電子写真用キャリアやフェライト系磁性粉などを製造・販売するパウダーテック(千葉県柏市)は、金属や樹脂にフェライトを複合化させた材料を「ものづくりパートナーフォーラム 東京2022」(主催:日経ものづくり、2022年12月1・2日、東京都立産業貿易センター)に出展した。フェライトをバインダーレスで基…
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三菱電機がアップグレード対応レーザー加工機、本体変えずに性能向上
三菱電機は、レーザー加工機の最上位モデルである「GX-Fシリーズ」について、性能をアップグレードする新技術を毎年提供する方針を明らかにした。ユーザーは導入済みの本体に新たなソフトウエアやハードウエアを付加するだけで最新の加工技術を利用できる。継続的に生産性を向上できる製品設計で差異化を狙う。
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タンゲのSPCC製インサートナット、形状を見直し強度アップ
タンゲ製作所(茨城県那珂市)は、従来製品に比べて高い引抜強度と回転トルク強度をプレス成形で実現したインサートナット「ハードグリップインサートナット」を、「ものづくりパートナーフォーラム 東京2022」(主催:日経ものづくり、2022年12月1・2日、東京都立産業貿易センター)に出展した。
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ルネサスがITインフラ機器向けクロック発生器、0.15psと低位相ジッター
ルネサス エレクトロニクスは、プログラマブル・クロック・ジェネレーターIC/アッテネーターIC「VersaClockファミリー」の新製品「VersaClock 7」を2022年11月29日に発表した。HPC(High Performance Computing)やデータ・センター向けアクセラレータ…
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スマホで完結のソニーのお手軽モーキャプ、コスト・使い勝手と精度に苦慮
「開発において難しかったのは、装着するセンサーの個数とモーション計測の精度のバランスを取ること。VTuberや映画・アニメーションの制作に携わるクリエイターが要求するレベルの精度を実現する必要があった」(ソニー新規ビジネス・技術開発本部通信技術開発部門モーション事業推進室室長の相見猛氏)
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大村製作所が低空気圧で噴射できる微粒化ノズル、電力8分の1
大村製作所(埼玉県東松山市)は「ものづくりパートナーフォーラム東京2022」で「環状液膜微粒化」方式による「JOノズル」を出展した。通常のスプレーノズルに比べて10分の1程度の空気圧で動作するのが特徴で、使用電力も8分の1程度に低減できる。
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車内置き去り検知センサーで先行するルクセンブルクIEE、「新型は現在の60GHzより高周波を想定」
子どもの車内置き去りによる熱中症事故が後を絶たない。現在、国内外の自動車部品メーカーが置き去り検知センサーを開発中だ。多くのメーカーは、欧州で自動車アセスメントを手掛けるEuro NCAPの評価基準が厳しくなる2025年を量産の照準に合わせる。そんな中、ルクセンブルクIEEは、2020年に乗用車向…