
先端技術ニュースプラス
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遅すぎるCNN処理、日立の自動運転研究部が原因と対処術を発表
日立製作所 研究開発グループ 自動運転研究部は、GPUによるCNN(畳み込みニューラルネットワーク)処理において期待したような性能が出ない理由やその対処方法について、「DAシンポジウム2022 −システムとLSIの設計技術−」(2022年8月31日~9月2日に開催)で発表した。CNN処理は、ADA…
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アイサイトが“2眼”から“3眼”に、スバルが新型「クロストレック」発表
SUBARU(スバル)は2022年9月15日、新型SUV(多目的スポーツ車)の「CROSSTREK(クロストレック)」を発表した。同社の先進運転支援システム(ADAS)「アイサイト」の進化と動的質感の向上が特徴だ。
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30年に世界販売350万台へ全固体電池も活用、ホンダの二輪電動化戦略
ホンダは2022年9月13日、電動二輪車の世界販売台数を2030年に350万台とする目標を発表した。同社における二輪車の世界販売台数の約15%を電動二輪車にすることになる。部品の共通化で開発コストを減らすほか、コネクテッドサービスの提供などによってハードウエアの売り切りに頼る事業構造から脱却し、電…
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ルネサスがRISC-Vのリーダーを狙い、他社に先駆けASSPの第1弾
ルネサス エレクトロニクスは、RISC-Vコアを中核としたASSP(Application Specific Standard Product)製品「ASSP EASYグループ」の第1弾として、「R9A02G020」を発売、量産を開始した。今回の新製品は、家電製品やビルディングオートメーション、医…
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スズキ、次世代モビリティーのソフト開発で豪Applied EVに出資
スズキは2022年9月12日、モビリティー分野のソフトウエアの開発・提供を手掛けるオーストラリアApplied Electric Vehicles(Applied EV)に出資したと発表した。現時点で出資比率は公表していない。今回の出資を通じてスズキは、次世代モビリティー用ソフト関連技術の共同開発…
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ソニー期待の細胞解析装置、ブルーレイ技術で差異化
ソニーグループ(ソニーG)の事業会社であるソニーが、ライフサイエンス事業を拡大している。Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)など家電で培った技術を応用することで装置の性能や利便性を高め、後発ながらユーザーを着実に増やしてきた。製品ラインアップをさらに拡充し、同事業の売上高について2020…
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「今後20年で世界は大きく変化」、Quest Global・CEO
シンガポールのエンジニアリングサービス会社Quest Globalで会長兼最高経営責任者(CEO)のAjit Prabhu氏が3年ぶりに来日した。来日の狙いや今後の事業展開について聞いた。
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13と何が違う?、アップル「iPhone 14」シリーズ発表を現地報告
米Appleは2022年9月7日(米国時間)、本社で新製品イベントを開催し、スマートフォンの新製品「iPhone 14」シリーズを発表した。6.1型の標準モデルと6.7型のPlus、6.1型のPro、6.7型のPro Maxの4機種を用意した。miniモデルがなくなり、代わりにPlusが加わった形…
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新Apple Watchは皮膚温度センサー追加、海にも潜れるタフ版も用意
米Apple(アップル)は2022年9月7日(米国時間)、本社で新製品イベントを開催し、腕時計型端末「Apple Watch」シリーズの新製品を発表した。目玉は、アウトドア向けに耐久性を高めた「Apple Watch Ultra」である。加えて、標準モデルの新機種「Apple Watch Seri…
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青色レーザー溶接:電動車で増える銅の接合需要捉える
青色レーザー溶接は、青色波長領域である400~465nm(ナノメートル)付近の光を発振する半導体レーザーを使った溶接のこと。光源には、青色レーザーダイオードを使用する。最大の特徴は、非鉄金属である銅の溶接や加工に強いことだ。
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飲酒検査にも半導体不足の影響、検知器の供給難で義務化が延期へ
2022年10月1日から予定されていた「白ナンバー」車の運転者に対するアルコール検知器を使った飲酒検査の義務化が、当面延期される見込みとなっている。急増する検知器の需要に対し、半導体不足の影響などで供給が追いつかないためだ。
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ソニーの職人超え測定器、精密レンズの高品質生産実現
ソニーグループ(ソニーG)が独自の生産技術を活用し、製品力強化やコスト削減を進めている。エレクトロニクス事業会社のソニーでは、自社開発の測定器を使うことで、カメラ用レンズの高品質生産を実現した。要素技術と生産技術の両輪で製品力に磨きをかけている。
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Intelにまたもや先行、AMDが5nm世代MPU
米Advanced Micro Devices(AMD)は、デスクトップPC向けMPU(マイクロプロセッサー)の新製品「Ryzen 7000シリーズ」を2022年9月27日に世界で発売する。新製品は台湾TSMC(台湾積体電路製造)の5nm世代プロセス「N5」で製造される。AMDは7nm世代のMPU…
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東レ、ナノろ過膜で使用済みリチウムイオン電池からリチウムを回収
東レは2022年8月29日、耐酸性とろ過効率をともに大きく向上させたナノろ過(NF)膜を開発したと発表した。リチウムイオン2次電池からのリチウム回収への利用を想定している。
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大王製紙系の工場で発電用ボイラー爆発、水蒸気爆発か
いわき大王製紙(福島県いわき市)は2022年9月6日、同日6時49分頃に発電用のバイオマスボイラーが爆発したと発表した。約30分後の7時17分には事態が収束した。現在、発生原因を調査している。
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ソニーG、「画像出さない」イメージセンサーに突破口
ソニーグループ(ソニーG)がイメージセンサー事業で新たな戦略を打ち出した。画像データではなく目的に合わせた分析データを出力し、市場を社会インフラ全般に拡大する。分析アルゴリズムを継続的に進化させることで、リカーリング(継続課金)型モデルを確立する。
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ニコンが金属3Dプリンター大手のドイツSLMを840億円で買収
ニコンは2022年9月2日、金属アディティブマニュファクチャリング(AM)装置(3Dプリンター)メーカーのドイツSLM Solutions Group(以下SLM)を買収すると発表した。
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日本電産傘下の工作機械2社が初コラボ製品、金属3Dプリンターで5軸の新機種
日本電産マシンツール(旧三菱重工工作機械、滋賀県栗東市)は2022年8月31日、中型の金属積層造形装置(3Dプリンター)「LAMDA500」を開発したと発表した。発売は同年9月1日。ニデックオーケーケー(旧OKK)の5軸制御マシニングセンター(MC)をベースにしており、主軸の代わりに造形ヘッドを搭…
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ミズノが運転用シューズに参入、マツダとの共同開発の知見生かす
スポーツ用品メーカーのミズノが運転用シューズに参入する。同社は2022年8月23日、同年9月20日に運転用シューズ「ベアクラッチ」を発売すると発表した。マツダとの運転用シューズの共同開発で培った知見を生かし、運転時のペダルの踏み替えをしやすくした。
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シトロエン、旗艦モデル「C5 X」日本投入
欧州Stellantis(ステランティス)の日本法人Stellantisジャパンは2022年8月29日、Citroen(シトロエン)ブランドの旗艦モデル「C5 X」を同年10月1日から日本で発売すると発表した。