
先端技術ニュースプラス
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ダイハツ、小型SUVにシリーズHEV 「ロッキー」から搭載
ダイハツ工業は2021年10月1日、小型SUV(多目的スポーツ車)「ロッキー」のハイブリッド車(HEV)を、同年11月に発売すると発表した。シリーズ式ハイブリッド機構を搭載するのが最大の特長である。同ハイブリッド機構では日産自動車が「e-POWER」で先行しており、今回ダイハツが続くことになった。
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トヨタが立ち乗り電動3輪、インホイールモーターで時速10km
トヨタ自動車は2021年10月1日、立ち乗りタイプの超小型電動モビリティーを日本で発売した。日常生活で長距離の歩行に困難を感じている高齢者などの移動を支援する目的で開発した。1人乗りで、歩く速度で走行する。車両前方の障害物や人を検知して、衝突を回避する予防安全機能にも対応した。
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Appleが「iWork」を更新、リモートワーク向け機能続々
米Appleは文書作成アプリ「Pages」や表計算アプリ「Numbers」、プレゼンテーションアプリ「Keynote」で構成する「iWork」をアップデートし、それぞれに新機能を導入した。新型コロナウイルスの感染拡大を機に、リモートワークやリモートでの会議・商談の機会が一気に増えた。iWorkのア…
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NTTが次世代光イジングマシン、世界最大級10万スピンで高速化
NTTは2021年9月30日、光を利用して組み合わせ最適化問題を解く計算機である「コヒーレントイジングマシン(以下、CIM)」で、スピンに相当する光パルス数を50倍に引き上げたと発表した。光計算機として「世界最大規模」(同社)とし、22年度を目標にビジネス化を進めていく考えだ
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トヨタ不正車検問題、販売店12社に拡大 合計6000台超に
トヨタ自動車は2021年9月29日、トヨタおよびレクサス販売店における不正車検問題を受けて、全国販売店の4852拠点を総点検した結果を発表した。販売店11社12店舗で不正車検を実施していたことが判明した。対象となる車両は1345台である。
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NTT、40年度脱炭素に向けたシナリオ 鍵握るIOWNと再エネ導入
NTTは2021年9月28日、2040年度までに温暖化ガス排出量を実質ゼロとするカーボンニュートラル(脱炭素)を実現する新たな目標を発表した。日本政府の目標を10年前倒ししてNTTグループ全体で脱炭素を実現する。実現の鍵を握るのが、同社が25年ころから段階的な導入を目指す、次世代情報通信基盤構想「…
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iPhone 13で行列のシリコンバレー店舗、なんとクックCEOに遭遇
米Appleは2021年9月24日、新しいスマートフォン「iPhone 13」シリーズを発売した。日経クロステックが受け取りに訪れたシリコンバレー内にある「Apple Store」では、開店を待つ人々が列をなしていた。同社CEOのティム・クック氏が来店し、店舗スタッフと共にアップル製品のファンや購…
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「世界最小」のミリ波センサーモジュール、新日本無線が開発
新日本無線とインフィニオン テクノロジーズ ジャパンは2021年9月22日にオンラインの共同会見を行い、新日本無線の電波式センサーモジュールの新製品「NJR4652シリーズ」を発表した。60GHz帯ミリ波センサーモジュールである。10.0mm×13.4mm×1.2mmと小型で、同様な機能性能の製品…
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住友ゴムの「脱炭素タイヤ」 技術洗練、30年に花開くか
住友ゴム工業は2021年9月22日、カーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ)に向けた方針説明会をオンラインで開いた。主力のタイヤ事業では、製品に占めるバイオマス材料とリサイクル材料の合計比率を現状の25~30%程度から段階的に引き上げ、30年に40%、50年に100%とする目標を掲げる。
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「完璧なタイミング」、Infineonが300mmパワー半導体の新工場稼働
ドイツInfineon Technologiesは、口径300mm(12インチ)のSi(シリコン)基板(ウエハー)に対応したパワー半導体の新工場をオーストリア・フィラッハに立ち上げた。総額16億ユーロ(1ユーロ=130円換算で2080億円)を投じ、予定より約3カ月早い21年8月初旬に稼働を開始した…
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IoT家電を全体の6割に、パナソニックがユーザー接点強化
パナソニックは2021年9月21日に実施した新製品発表会で、ユーザーの暮らし方が変わっている今だからこそ、それに応える家電製品を生み出していくことが重要だと訴えた。
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「SiCはEVで成長」「半導体不足はコロナ次第」オンセミCEOが見解
米国の大手半導体企業ON Semiconductor(オンセミ)でCEOを務めるHassane El-Khoury氏が日本メディアの合同取材に応じた。この中で、昨今の半導体不足に対する見解や、同社が近年注力している、電力損失を大幅に削減可能なパワー半導体のSiCに対する期待を述べた。
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クルマでも覇権を狙うArm、ECUの参照デザインや検証環境を用意
英Arm(アーム)は、ソフトウエア定義の自動車に向けたオープンなソフトウエアアーキテクチャー「SOAFEE:Scalable Open Architecture For Embedded Edge」を2021年9月15日(現地時間)に発表した。
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ソニーが考える脱炭素、AIエッジ処理で消費電力7400分の1も
ソニーグループは2021年9月15日にESG(環境・社会・企業統治)説明会を実施し、持続可能な社会実現に向けた取り組みを発表した。同説明会では、同社代表執行役会長兼社長CEO(最高経営責任者)の吉田憲一郎氏も登壇。ソニーグループが企業活動を営めるのも「持続可能な社会、健全な地球環境があってこそ。そ…
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大幅進化の新iPad mini、標準iPadはコスパ向上でGoogle対抗
米Appleは2021年9月14日(米国時間)、タブレット端末「iPad mini」と「iPad」の新製品を発表し、同日に販売を始めた。中でもiPad miniは大幅な性能向上を果たした。iPadは手ごろな価格がウリで、教育分野などで需要が急増。同分野で存在感を示す米Googleの「Chrome …
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新型「iPhone 13」はカメラや電池を強化 半導体は業界最高水準
米Appleは2021年9月14日(米国時間)、スマートフォン(スマホ)の新製品「iPhone 13」シリーズを発表した。標準モデルとmini、Pro、Pro Maxの4機種を用意し、いずれもカメラ性能を強化した。加えて、新しいプロセッサー「A15 Bionic(以下、A15)」を搭載し、各種性能…
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ノキアがO-RANの作業を再開、手順変更受けて 米国法律に準拠
フィンランドの通信機器大手Nokia(ノキア)は2021年9月14日、米国の法律に抵触するリスクから、一時中断していた業界団体「O-RAN ALLIANCE」における技術作業を再開することを明らかにした。O-RAN ALLIANCEの理事会が同年9月13日、同団体への参加書類と手順の変更を承認し、…
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5Gパケ止まりはなぜ起きる? ソフトバンクの対策が明らかに
「Twitterを見ると、“5Gにつながっているのになぜ止まる?”“5Gかえって邪魔なんだけど”といったコメントを多く見かける。ソフトバンクは5Gパケ止まりの改善に取り組んでいる」。ソフトバンク常務執行役員兼CNO(チーフネットワークオフィサー)の関和智弘氏は、2021年9月14日にオンライン開催…
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iPhone次期モデルはどうなる? 2021秋のApple新商品、10の疑問
米Appleは2021年9月14日(米国時間)、オンラインで発表会を行う。そこでは、新しいiPhoneやApple Watch、AirPodsなどの発表が予想されている。中でも注目を集めるのが主力製品である新型iPhoneだ。そこで、iPhoneを中心にアップルの新製品の予想を10項目でまとめた。
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KDDIとスペースXが宇宙通信で提携、au基地局のバックホールに
KDDIは2021年9月13日、起業家のElon Musk(イーロン・マスク)氏が進める米Space X(スペースX)の衛星ブロードバンド事業「Starlink(スターリンク)」と業務提携すると正式発表した。まずはスターリンクの持つ100Mビット/秒クラスの高速通信を生かし、山間部や離島などのau…