
先端技術ニュースプラス
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「通信の安定性はソフトバンク、5G利用率ではauが1位」、英社のユーザー体感調査
独立系調査会社の英Opensignal(オープンシグナル)は2023年4月26日、「日本の最新モバイル・ネットワーク・ユーザー体感調査に関するオンライン会見」を開催し、2022年12月1日から2023年2月28日にかけて調査したモバイル体感結果を発表した。同社分析担当副社長のIan Fogg(イア…
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ダイハツの海外向け4車種、側面衝突試験の認証申請で不正
ダイハツ工業は2023年4月28日、同社が開発した海外市場向け4車種の側面衝突試験の認証申請において不正行為があったと発表した。同年4月に内部通報があり、社内調査の結果、不正を確認したという。
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TIが1.6米ドルと安いWi-Fi 6無線通信IC、EV充電器や医療機器狙い
米Texas Instruments(テキサス・インスツルメンツ、TI)は、無線通信IC「SimpleLink」の新製品として「Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)」に対応した「CC33xxファミリ」を2023年4月18日(現地時間)に発表した。同ファミリの第1弾製品は現在サンプル出荷中で…
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23年1~3月の中古スマホ取引市場、節約志向でiPhone・Android・iPad全数量が減少
ネット型リユース事業を手掛けるマーケットエンタープライズ(東京・中央)は2023年4月27日、2023年1~3月における中古スマートフォンと中古タブレット端末の取引数ランキングを発表した。同ランキングは、中古スマホ端末取引の大手4市場(ヤフオク!、メルカリ、ムスビー、ラクマ)の動向を分析した結果で…
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帝人のGFRPがロータスの新型車に採用、アルミと同等の軽量効果
帝人は2023年4月26日、同社のグループ企業が生産したGFRP(ガラス繊維強化樹脂)が、英Lotus Cars(ロータス・カーズ)の新型スポーツ車「Emira(エミーラ)」の外板部品に採用されたと発表した。
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推薬切れで月面に激しく衝突か、ispaceの月着陸船「高度情報に問題発生」
民間初の月面着陸を目指していたispaceのランダー(月着陸船)は、最後の最後で着陸がかなわなかったようだ。民間初の月面着陸を目指すispaceのランダー(月着陸船)は、着陸予定時刻の2023年4月26日午前1時40分の約1時間前から着陸に向けたシーケンスを開始した。
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床の開口に落ちたら32mの海底、OKIが国内唯一の洋上計測設備を公開
OKIグループの海洋事業を担うOKIコムエコーズ(静岡県沼津市)は2023年4月21日、水中用の音響機器や通信機器の試験施設「SEATEC II」を報道向けに公開した。伊豆半島西側の付け根部分にある内浦湾の沖400mに係留されている施設で、自走しない浮体の上に実験室を設けた構造。
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潤滑油が染み出す樹脂製歯車で給油不要に、産業用ロボットが採用
樹脂製の歯車から油が染み出て、かみ合わせた歯車に供給し続ける――。大阪市の金型メーカー・福井精機工業が、産業用機械向けに潤滑油の供給を不要とする樹脂製品を「INTERMOLD2023」(2023年4月12~15日、東京ビッグサイト)で披露した。
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本物の内視鏡を操作、医学会博覧会のオリンパスブースが子供に人気の訳
2023年4月20~23日、オリンパスは一般向け医療機器展示会「日本医学会総会2023東京 博覧会」に出展した。消化器内視鏡や人工知能(AI)内視鏡、手術用顕微鏡などの製品を展示。一般の人が内視鏡などに触って操作できる体験コーナーを設けた。各体験コーナーは子供たちが順番待ちの列を作るほどの人気を博…
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パナソニックが直流アーク溶接機、消費電力大きい交流型からの置き換え促す
パナソニック コネクト(東京・中央)は2023年3月1日、被覆アーク溶接機でインバーター制御の直流アーク溶接機「YD-250 DS2」「同300 DS2」「同500DS2」の3機種を発売した。
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ラピダス小池社長、千歳工場に「2nmだけでなく1nm台も含む複数の製造棟」
最先端半導体の受託製造を目指すRapidus(ラピダス、東京・千代田)は2023年4月19日、報道機関向けのラウンドテーブルを開催した。代表取締役社長の小池淳義氏が、北海道千歳市に建設することを同年2月に発表した同社初の工場に関する構想や人員確保の進捗状況などを説明した。千歳工場は製造棟を2棟以上…
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AGCが化学プラントのデジタルツイン、自動操業の足がかりに
AGCは、実環境を仮想空間上に再現する「デジタルツイン」を活用した化学プラントの運用をインドネシアで開始したと発表した。2023年4月から、現地子会社で化学品製造・販売を手掛けるアサヒマス・ケミカルの塩化ビニルモノマーのプラントで活用を始めており、運転状態をリアルタイムに可視化することで、プラント…
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ハイアールが水拭きできるスティック型掃除機、掃除のプロの技生かし油汚れも落とす
中国Haier Group(ハイアールグループ)の日本販売会社であるハイアールジャパンセールス(大阪市)は、水拭き・から拭き・吸引の3つの機能を備えたスティック型掃除機「MIZUKI」を発売する。水を入れるタンクを搭載し、ブラシを湿らせて汚れをふき取り吸引する。
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AMDが異種チップ集積GPUの第3弾、プロフェッショナル向け
米AMD(Advanced Micro Devices)は、ヘテロジニアスインテグレーション(異種チップ集積)構造のGPU(Graphics Processing Unit)アーキテクチャー「RDNA 3」を採る製品の第3弾として「Radeon PRO W7000シリーズ」を発表した。新製品は、デ…
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Infineonが電子棚札に最適な無線通信SoC、BLE 5.4に対応
ドイツInfineon Technologies(インフィニオン テクノロジーズ)は、Bluetooth Core Specification 5.4に対応するBLE(Bluetooth Low Energy)無線通信SoC(System on a Chip)「AIROC CYW20829」を発表…
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IntelがArmと協業、1.8nm世代ラインでArmコアのモバイルSoC製造
米Intel(インテル)のファウンドリー部門(Intel Foundry Services)と英Arm(アーム)は、Intelの1.8nm世代プロセス「Intel 18A」で造るSoC(System on a Chip)の開発支援で協業することになった。最初の対象はArm製CPUコアをベースにした…
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「ロータリーエンジンをあきらめない」、マツダ専務の青山氏
マツダは2023年4月14日、ロータリーエンジン(以下、ロータリー)を発電に使うプラグインハイブリッド車(PHEV)「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」の欧州仕様車を、自動車関連の展示会「AUTOMOBILE COUNCIL 2023」(2023年4月14~16日、幕張メッセ)において日…
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ヤマハ発が再生プラの採用拡大、2輪車製品の“顔”となる高意匠の外装も
ヤマハ発動機は、2輪車の製造で再生ポリプロピレン(PP)の採用を拡大する。これまで廃棄していた端材や中間材を活用した再生材を新たに開発し、東南アジア諸国連合(ASEAN)向けコミューターの2023年型主要モデルから順次採用を始める。
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ヤマハ発が2輪車部品の再生アルミ活用で先行、コストと性能のバランス見極め
ヤマハ発動機は、2輪車の車体やエンジンなどの部品に再生アルミニウムを積極的に活用している。部品に求められる強度などの性能を維持しつつ、コスト削減を実現した。アルミの使用比率(車体全体の乾燥重量に対するアルミ部品の重量)は最大3割で、このうちリサイクル材は約8割で採用する。
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ホンダと韓国ポスコ、「脱炭素」や「電動化」で提携協議を開始
ホンダと韓国鉄鋼大手のPOSCOホールディングス(以下、ポスコ)は2023年4月11日、カーボンニュートラル(炭素中立)の実現に向けた包括的パートナーシップの検討を開始したと発表した。環境対応技術や電動化技術といった両社の強みを生かし、電気自動車(EV)分野などにおいて将来的な協業を見据えた検討が…