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 Windows 10にはもう1つ音声認識機能が備わっている。「ディクテーション」と呼ぶ機能だ。ただ、日本語に対応していない。英語やドイツ語、簡体字中国語などの一部言語のみで利用できる。外国語の文字入力作業があるときに活用したい。

 利用するときは「設定」の「時刻と言語」にある「言語」から「優先する言語」で「言語の追加」を選び、ディクテーションを利用できる言語を追加する。インストールが完了したら、Windowsキーを押しながらスペースキーを押して言語を切り替える。Windowsキーを押しながら「H」キーを押すと、ディクテーションが起動して音声入力モードに切り替わる。

Windows 10には「ディクテーション」という音声入力機能もある。日本語の入力には利用できない
Windows 10には「ディクテーション」という音声入力機能もある。日本語の入力には利用できない
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アナウンサーのように話す

 Windows 音声認識の使い勝手が悪ければ、「Googleドキュメント」の音声入力機能を試してみよう。

 Webブラウザーで「Googleドキュメント」を開き、文章の作成画面で「ツール」から「音声入力」を開く。CtrlキーとShiftキーを押しながら「S」キーを押しても起動できる。マイクのアイコンが表示されたら、それをクリックすると音声入力機能が有効になる。入力した文字はGoogle ドキュメントに記入される。ほかのアプリで使うなら、それをコピーアンドペーストすればよい。

 ただし、Googleドキュメントでは句読点の入力が難しい。ヘルプには「てん」や「まる」と発言すると入力できるとあったが、できない場合があった。句読点は手入力で追加したほうがよさそうだ。また、文章を改行する方法はヘルプでも確認できなかった。手直しが必ず必要となる。

「Googleドキュメント」のWebアプリでも文字入力を利用できる。機能をオンにし、マイクに向かって話せばよい
「Googleドキュメント」のWebアプリでも文字入力を利用できる。機能をオンにし、マイクに向かって話せばよい
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 Googleドキュメントの音声認識は日本語では原則文字入力だけだが、言語を英語に切り替えた場合では文字入力以外に音声コマンドを利用できる。音声コマンドではコピーアンドペーストといった編集作業や文字の選択/装飾、書式の変更などが可能だ。キーボードで日本語を入力しつつ、音声入力をその補助として使う手もある。

 音声認識がうまくいかない場合は話し方を変えてみよう。アナウンサーが話すように1文字1文字を正確にゆっくりと読み上げると、文字認識の精度が高まる。