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 ソフトバンクはオンライン専用ブランド「SoftBank on LINE」を新設し、3月から20GBで月額2980円(税別、以下同じ)という新料金プランを提供する。ソフトバンクブランドでは、3月にデータ使い放題の「メリハリ無制限」の提供を開始する。サブブランドであるワイモバイルの料金体系も一新し、5G対応の新プランを2月に始める。同社のスマホ料金も、2021年春に大きく変わる。

ソフトバンクが2020年12月22日に開催した「新しい料金サービスに関する発表会」の様子
ソフトバンクが2020年12月22日に開催した「新しい料金サービスに関する発表会」の様子
(出所:ソフトバンク)
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 また2020年12月9日に、ソフトバンクとワイモバイルの乗り換え時に発生する契約解除料やMNP転出手数料を2021年春以降に無料にすると発表している。このとき店舗で契約する場合のみ3000円の契約事務手数料がかかるとしていたが、12月21日にこれも無料にすると発表している(時期を含む詳細は決まり次第告知)。また現在ソフトバンクまたはワイモバイルを契約している人が、オンライン専用のSoftBank on LINEに乗り換える場合は、手数料は不要となる。

 これらの新プランの開始を機に、プラン変更を検討してみるとよいだろう。ここでは2月以降に提供が始まるソフトバンクの新料金プランのそれぞれが、どのような人に向いているかを検証する。

SoftBank on LINEは、LINEの通信量がノーカウント

 SoftBank on LINEは、ソフトバンクがMNO(移動体通信事業者)として提供する新しいブランドだ。2021年1月27日に先行エントリーの申込受付を開始した。

 ソフトバンクは、MVNO(仮想移動体通信事業者)であるLINEモバイルの完全子会社化を進めている。LINEモバイルは、SoftBank on LINEのサービス開始以降に新規受付が終了する見通しだ。現在、LINEモバイルを使っている人は当面は使い続けられるが、SoftBank on LINEへの移行が提案される可能性が高い。

SoftBank on LINEは4G・5G共通プランとして提供される
SoftBank on LINEは4G・5G共通プランとして提供される
(出所:ソフトバンク)
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 前述の通り、SoftBank on LINEはオンライン専用のブランドである。Webだけでなく、LINEからも申し込める予定で、購入後のサポートもオンラインで行われる。月額2980円で20GBまで使えて、超過後は最大1Mbpsで利用可能。1回5分以内の通話は無料で、月額1000円を追加すると国内通話は24時間かけ放題になる。

月額料金2980円
月間データ容量20GB
超過後の通信速度最大1Mbps
データ追加500円/1GB
通話料1回5分以内の通話は無料
超過分は20円/30秒
+1000円で24時間かけ放題
SoftBank on LINEの概要

 SoftBank on LINEは、NTTドコモの「ahamo」、KDDIの「povo」に対抗するプランだといえる。まずは各社のプラン内容を比べてみよう。

ソフトバンクNTTドコモKDDI
プラン・ブランド名SoftBank on LINEahamopovo
月額料金2980円2980円2480円
月間データ量20GB20GB20GB
超過後の通信速度最大1Mbps最大1Mbps最大1Mbps
データ追加500円/1GB500円/1GB500円/1GB
国内通話かけ放題5分以内かけ放題:無料
かけ放題:1000円
5分以内かけ放題:無料
かけ放題:1000円
5分以内かけ放題:500円
かけ放題:1500円
特徴LINEで使うデータ通信がノーカウント
eSIMに対応
82の国・地域において追加料金なしで利用可能かけ放題や1日データ使い放題などの
トッピングを提供
他社の20GBプランとの比較

 SoftBank on LINEはahamoと同額だが、「LINE」で使うデータ通信(トークと通話などが対象になる予定)がノーカウントになるという特徴がある。LINEを使う人は、その分だけデータ消費を抑えられる。

 povoと比べると、povoのほうが500円安い。ただしpovoには1回5分以内の通話かけ放題が含まれていない。これをトッピングで追加すると同額になる。