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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2022年11月7日午後4時30分、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)で、開発中の時期主力ロケット「H3」の第1段実機型タンクステージ燃焼試験(CFT:Captive Firing Test)を実施した。

2022年11月7日午後4時30分、CFTを実施
2022年11月7日午後4時30分、CFTを実施
H-IIAの打ち上げでは、人の入れない警戒区域は射点を中心に半径3.5km。今回のH3のCFTは半径2.1kmとやや狭い。このため通常の打ち上げでは人が入れない区域に、関係者が見学に出てきていた。写真前景に小さく写っている。(写真:松浦晋也)
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 同試験は、H3の開発にとって最終試験と言うべきものだ。H3ロケットを打ち上げる同センター吉信射場の射点「LP2」において機体を発射台に固定した上で、第1段、第2段、衛星フェアリング、射点設備などH3を構成する全システムを組み合わせ、実際の打ち上げ準備作業および短時間の第1段噴射を実施した。噴射時間は25秒で、この間にロケットエンジンの噴射方向を制御する「ジンバリング試験」なども行った。

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射点に到着したH3
射点に到着したH3
射点に到着したのは2022年11月6日午後7時過ぎ。(写真:松浦晋也)
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2022年11月7日昼のH3
2022年11月7日昼のH3
当初、CTFは午前7時30分に実施予定だったが、午後4時30分まで遅れた。(写真:松浦晋也)
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試験3分半前のH3
試験3分半前のH3
プレススタンド前のカウントダウンクロック越しにH3を見る。(写真:松浦晋也)
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