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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2023年3月7日、次期主力ロケット「H3」初号機を種子島宇宙センターから打ち上げたが、第2段エンジンが着火せず、打ち上げは失敗に終わった。

 前日の2023年3月6日にH3が機体組立棟から射点へと移動したところから、打ち上げ、記者会見までを写真で追う。(写真:松浦晋也)

2023年3月6日打ち上げ準備

移動発射台に乗ったH3
移動発射台に乗ったH3
(写真:松浦晋也)
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移動発射台に乗ったH3
移動発射台に乗ったH3
2023年3月6日午後4時、種子島宇宙センター吉信射点の機体組立棟から、移動発射台に乗ったH3が姿を現した。(写真:松浦晋也)
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移動用の専用クローラー
移動用の専用クローラー
H3は68輪の専用クローラー2台で移動する。周囲を歩く作業者との対比でロケットの大きさが実感できる。(写真:松浦晋也)
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新規開発のフェアリング
新規開発のフェアリング
ペイロードの地球観測衛星「だいち3号」のマークと、防衛装備庁(ATLA)のマークが入っている。防衛装備庁はだいち3号に相乗りで「衛星搭載型2波長赤外線センサ」を搭載している。宇宙空間からミサイルの発射を検知するための基礎データを取得するセンサーだった。(写真:松浦晋也)
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H3の全景
H3の全景
30分をかけて、H3を乗せた移動発射台は実際の打ち上げを行う射点に到着した。(写真:松浦晋也)
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2023年3月7日打ち上げ前

打ち上げ当日のH3ロケット
打ち上げ当日のH3ロケット
2023年3月7日の打ち上げ当日、打ち上げ時刻を待つH3。既に液体酸素・液体水素の推進剤は充填を終えている。(写真:松浦晋也)
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打ち上げ当日のH3ロケット遠景
打ち上げ当日のH3ロケット遠景
打ち上げまで30分を切った。(写真:松浦晋也)
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