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自宅の建て替えを決断し、要件を整理した筆者は趣味の機材や本の処分を始めた。次はいよいよ業者の選定だ。

 建て替えを前提とした自分なりの項目整理は、そこから先の話をびっくりするほどスムーズなものにしてくれた。

 というのも、注文住宅でなければならず、かつ耐用年数、アフターサポートの要求もあるとなると、「ハウスメーカーと建築デザイン事務所、工務店のどこに依頼するか?」という問題の答えは事実上ハウスメーカーしかないからだ。もっとも、「旧自宅を建てた工務店がとうの昔に廃業済みで、電気回りの詳細な配線を分かる人がこの世に存在しない」点に筆者は苦しめられたので、その点でも工務店は初めから半ば以上排除済みだったのだが。

ある平日に撮影した住宅展示場(tvkハウジングプラザ横浜)
ある平日に撮影した住宅展示場(tvkハウジングプラザ横浜)
(筆者撮影)
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アポなし訪問でもきちんと対応してくれるところから買いたい

 そのうえでハウスメーカー選びだが、ここでは自分で決めている「高額商品を買うときの鉄則」に従うことにした。具体的には、買うかどうか分からないような人(=筆者)がふらりとやってきたときにも、しかるべき人がしかるべき対応を行えるかである。

 アポもなくやってきて、ただ「カタログくれ」と言ってくるような面倒くさい人が見込み客かどうかを二言三言の会話で見極め、適切にセールストークができる営業の人が付いてくれた場合、最終的に「買わない」という結果になったとしても、悪いことには絶対ならないというのが筆者の考え方だ。

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 2019年の晩秋に2週連続で近場の住宅展示場を回った結果として、筆者基準における「良い営業」が付いてくれたのは4社あった。いずれも耐用年数のカタログスペック、保証期間に大きな違いはなく、こちらの要望と制約を聞いたところで3階建てを提案してきたところも同じ。要素分解した筆者の要望も「恐らく対応可能」という点で変わらない。予算感、というかどれくらいの借金が必要かも、ラフに聞いた限りでは大差ない印象だった。

展示場めぐりで撮影した写真。最初のうちはこのキッチンの色がいい感じだとか、普通のことを考えていた
展示場めぐりで撮影した写真。最初のうちはこのキッチンの色がいい感じだとか、普通のことを考えていた
(筆者撮影)
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こういう採光は面白いなとか思って撮影した気がするカット
こういう採光は面白いなとか思って撮影した気がするカット
(筆者撮影)
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だが、次第に筆者のスマートフォンの写真フォルダーには収納の写真が増えていく
だが、次第に筆者のスマートフォンの写真フォルダーには収納の写真が増えていく
(筆者撮影)
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撮影の中盤はほぼ収納だらけになった
撮影の中盤はほぼ収納だらけになった
(筆者撮影)
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住宅展示場めぐりの終盤になると、電源とか配線とかの写真がやたらと増え出す
住宅展示場めぐりの終盤になると、電源とか配線とかの写真がやたらと増え出す
(筆者撮影)
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電源や配線の写真は、高さや場所がきちんと分かるものもあるのだが、クローズアップしすぎていて何を撮りたかったのか自分で思い出せないものも多々ある
電源や配線の写真は、高さや場所がきちんと分かるものもあるのだが、クローズアップしすぎていて何を撮りたかったのか自分で思い出せないものも多々ある
(筆者撮影)
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そして小部屋。階段下収納がイメージに近いのではないかと、そういうのをメモとして撮影していくようになった
そして小部屋。階段下収納がイメージに近いのではないかと、そういうのをメモとして撮影していくようになった
(筆者撮影)
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最終的には「小さな空間」つながりでトイレの写真がたまった
最終的には「小さな空間」つながりでトイレの写真がたまった
(筆者撮影)
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