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東側から見下ろす。平屋建てで、周辺の住宅のスケールと調和させた(写真:吉田 誠)
東側から見下ろす。平屋建てで、周辺の住宅のスケールと調和させた(写真:吉田 誠)
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 明るく広々とした教室で、外国人教師が英語で子どもたちに算数を教えている。個人の机やいすはなく、生徒たちは皆、床に座り込んでいる。別の一画に視線を移すとそこでも同じような授業風景が展開され、一方、壁で仕切られた部屋の中では国語の授業が行われている。見慣れない光景だが、とても自然な雰囲気が生み出されている。

 ぐんま国際アカデミーは、構造改革特区の第一号認定となった英語教育特区につくられた小中高一貫教育の学校だ。英語漬けのイマージョン教育(英語と日本語のバイリンガル教育)、一つのクラスをネーティブの外国人教師とバイリンガルの日本人教師で教えるチームティーチング、少人数教育、オープンスクールといった特徴を持つ。

 まず今春、小中学校のための校舎が完成した。設計は、シーラカンスアンドアソシエイツの宇野亨氏(CAn)と小嶋一浩氏、赤松佳珠子氏(CAt)が手がけている。