2011年3月に発生した東日本大震災は、日本における大規模な自然災害の発生は不可避であり、正確な予知も不可能であることを我々に教えた。いつか必ず来る次の災害に備えるためには、日本社会が災害に対するレジリエンス(復元力)を高めなければならない――。そんな考えの下、ITを用いた災害対策の開発や社会実装が日本中で進んでいる。AI(人工知能)や民生用ドローン、デジタルツイン、スマートシティ、量子コンピューターといった10年前は存在しなかった新しいテクノロジーも、災害対策で活用されている。災害対策ITの最前線を紹介しよう。