三井住友銀行が次期勘定系システムの構築に動き出した。24時間無停止のオンラインサービス、勘定系データのリアルタイム分析、オープンイノベーションへの対応。目指すは銀行業務のデジタル変革だ。目標達成へメインフレームとオープン系を組み合わせたアーキテクチャーを採用。外部連携用のAPIも整備する。銀行を取り巻く環境が様変わりする中、生き残りをかけた「銀行DX」の全貌に迫る。

特集
三井住友銀が挑む、「銀行DX」の全貌
目次
-
三井住友銀が2025年の崖越えに注力、「勘定系スキル」継承に多様な取り組み
三井住友銀行(SMBC)はこれから構築する「次期勘定系システム」の次も見据える。システムの開発や運用を担う人材をグループ内でまかなう方針を次々世代でも貫くため、人材育成に取り組む。「2025年の崖」と称される構造的な問題を解決するため、プロジェクトを勘定系スキルを継承する場としても生かす。
-
三井住友銀の次期勘定系は「わずか500億円」、投資抑制へ打った布石とは
三井住友銀行が次期勘定系システムを「わずか500億円」で構築できるのはなぜか。背景には1994年に現行の勘定系システムを稼働させて以来、同社が積み重ねてきた技術開発や試行の数々がある。次期勘定系に向けて同社が打ってきた「布石」とは。
-
三井住友銀が次期勘定系システム、目指すメガバンク初の24時間無停止オンライン
三井住友銀行が次期勘定系システムの構築に動き出した。24時間無停止のオンラインサービス、勘定系データのリアルタイム分析、オープンイノベーションへの対応。目指すは銀行業務のデジタル変革だ。目標達成へメインフレームとオープン系を組み合わせたアーキテクチャーを採用。外部連携用のAPIも整備する。銀行を取…
日経クロステック Special
What's New
経営
- Hondaのカーシェアが挑む価格戦略
- 「現場発データ人材」はどう育てる≫詳細は
- RPA導入・運用のベストプラクティス
- 「燃え尽き症候群」にならない会社の選び方
- 生みの親が語る「DXレポート」の功罪とは
- 識者とともに考える、デジタルワーク最前線
- NTTデータとインテルが語るデータ利活用
- 「予算の組み替え」でDXの原資を生む方法
- IT途上分野こそDXで成長できる理由とは
- 二冠達成/デルがパートナーに支持される訳
- 「課題を解決できたか」が重要な指標≫DX
- 時代のカギ「柔軟性」に最適モバイルPC
- ウーバーも採用≫DXを成功に導く検索技術
- 日本企業のDX成功への道は≫CTCの提案
- 「令和7年度まで」に公務員の課題は山積?