(画像:123RF)
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 大幅な携帯料金下げに踏み込んだ大手携帯3社。そんな中、料金の安さを売りにしてきた「格安スマホ」の存在意義が薄れつつある。NTTドコモの「ahamo」を契機に20ギガバイトの中容量ゾーンで歯が立たなくなったばかりか、UQ mobileの新料金「くりこしプランS」で3ギガバイトの小容量ゾーンまで顧客を奪われる展開が想定される。格安スマホの業界団体「MVNO委員会」は緊急措置の実施を総務省に要望したが、早急な救済措置は期待できそうにない。窮地に立たされた格安スマホの実情に迫る。