新型コロナウイルス感染拡大により、最も打撃を受けた産業の1つは飲食業だろう。飲食店は対面でのサービスが中心だからだ。コロナ禍で休業や時短営業を余儀なくされ、足を運ぶお客がほぼいなくなった。そのとき、どう対応したのだろうか。非対面のビジネスにはデジタル活用が欠かせない。新型コロナ禍という思わぬ事態に対してデジタル化を進めたスナックやラーメン店、観光地の食堂を取材した。デジタル化により事業を続け、光明を見いだした3人の経営者に聞いた。

特集
苦境の飲食事業者、デジタルに活路
目次
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伊勢神宮で「デジタル」に頼む、老舗ゑびやの用意周到
三重県伊勢市で飲食店などを営むゑびやは、飲食店向けクラウドサービスを手掛けるEBILABを傘下に置くデジタル活用企業だ。ゑびやは、新型コロナ禍にどう対応したのか。
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事業継続のためにデジタルと「二刀流」、ラーメンチェーン麺屋武蔵の秘策とは
新型コロナ禍を受け、ECサイトを2時間以内に立ち上げたラーメンチェーン「麺屋武蔵」の矢都木(やとぎ)二郎社長に、成果や今後の事業展開を聞いた。店舗での顧客体験を重視してきた麺屋武蔵をどう変えたのか。
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オンラインでママと乾杯!東京・新橋のスナック、非対面でのおもてなしに挑戦
コロナ禍を受けて急きょオンライン化を進めた東京・新橋のスナック「aeru(アエル)」。同店を営む浦田みかさんにオンライン化の経緯や効果などを聞いた。
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