米Apple(アップル)が電気自動車(EV)の開発を模索する中、早くもどんな車か百家争鳴の様相だ。スマートフォンを発明したAppleならば、既存の退屈な車を再定義するとの期待が高まる。一方で自動車産業の秩序を破壊しかねない。ビジネスモデル、開発、生産、販売、部品供給網(サプライチェーン)に変革を迫る。2025年前後の量産と噂されるアップルカー。各界の識者の見方を基に、その破壊力を見通す。

日経産業新聞と日経クロステックの共同連載企画の第2弾です。百家争鳴のAppleカーの行方を展望しつつ、新たなテクノロジーを深掘りし、勃興するモビリティー産業の最前線に迫ります。