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パスワードの管理を徹底させる

 PCの利用において、新入社員に徹底させなければいけないのはパスワードの管理だ。PCにサインインするパスワードだけでなく、勤怠システムやメール、VPN、テレワークで利用するオンライン会議のサービスなど、すべてのパスワードが対象になる。

 パスワードが漏洩してしまったら、第三者がなりすまして該当のサービスにアクセスできてしまう。このため、名前と誕生日だけを組み合わせた文字列など、容易に推測できるような文字列をパスワードに使ってはいけない。一方複雑な文字列を採用して覚えられないからといって、PCにパスワードを書いた付箋紙を貼り付けたり、すぐ目に付くところにメモしたりするのは厳禁だ。

誰でも見えるところにパスワードを貼ってはいけない
誰でも見えるところにパスワードを貼ってはいけない
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 もう1つ注意が必要なのが、パスワードの使い回しだ。前述したように勤怠システムやメール、VPNなど、業務に関するものだけでもパスワードはかなりの数となる。このため、複数のサービスで同じパスワードを使い回したくなる。しかしパスワードの使い回しはいったんパスワードが漏洩したら、そのパスワードを設定したすべてのサービスでなりすましログインの被害を受けてしまう。絶対に避けるべきだ。