新型コロナウイルスワクチン接種に向け政府と自治体は相次いで関連システムを投入する。ワクチン接種関連システムは、政府が2021年9月に設置予定の「デジタル庁」が担うマイナンバー活用やデータ活用、国と自治体が一体となったデジタル化の推進といった取り組みの先駆けともいえるシステムである。デジタル庁の成否を占う試金石といっても過言ではない。この特集では新型コロナウイルスワクチン接種に当たっての、政府と自治体のシステム開発・運用の現状と課題、そのプロセスでの両者のコミュニケーションを見ていくとともに、デジタル庁創設についての課題と期待を明らかにする。