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 日経クロステックが独自に実施した、ハラスメントとテレワークがメンタルヘルスに与える影響調査。テレワークの増加に伴ってメンタルヘルスに影響が及びそうな問題について、建設実務者から様々な声が寄せられた。ここでは、その内容の一部を紹介する。

日経クロステックが建設実務者に与えるテレワークの影響を2021年3月にアンケートしたところ、テレワーク導入後に出た悪影響について、数多くのコメントが寄せられた(資料:日経クロステック)
日経クロステックが建設実務者に与えるテレワークの影響を2021年3月にアンケートしたところ、テレワーク導入後に出た悪影響について、数多くのコメントが寄せられた(資料:日経クロステック)
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[対人関係のあつれき]

■「ずるい」と言われる

 第1波の時は、上長が張り切ってテレワークを始めた。しかし、指示を受けてテレワークをした人が、テレワークをしていない人から「ずるい」と言われたり、伝達事項を伝えてもらえないといった嫌がらせを受けたりした。導入したテレワークは表面的なもので、社外への体裁だけのものだと感じられた。(40代女性、専門建設会社)

■面談中に電話応対を優先

 テレワークの採用によって、コミュニケーションの場がなくなった。 面談を申し込んでも延期され、面談に至っても電話応対を優先するなど話を真摯に聞いてくれない。 (50代男性、建築設計事務所)

■発注者の要求は変わらない

 テレワーク下でも通常のような仕事の質を要求する発注者ばかりだ。請け負け感が非常に強くなり、社員の負荷も増加した。テレワークは契約に基づいてやるべきことと、やらなくてもよいことを明確にしてはじめて成り立つ。(50代男性、建設コンサルタント会社)