治療用アプリなどデジタル治療(DTx)の開発が活況だ。日本での先駆けは2020年12月に保険適用されたCureAppの禁煙治療を支援するアプリである。禁煙の治療用アプリは診療と診療の間の「空白期間」に患者を支援することで治療効果をあげると期待されている。一方で企業が治療用アプリの開発を進める上での課題が明らかになってきた。製品がプログラム医療機器に該当するのか判断しにくいほか、審査や保険適用の考え方が分かりにくく、企業が事業の見通しを立てにくかった。企業の開発を後押しするため、厚生労働省が手を打ち始めている。治療用アプリの開発戦略に工夫を凝らす企業の動向と、厚労省による治療用アプリの施策を追った。

(出所:PIXTA)
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