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 2020年に続き、21年のゴールデンウイークも自宅を中心に過ごす家庭は少なくないかもしれない。自宅にいると、パソコンに触れる時間が長くなりそうだ。

 パソコンを操作すると、「カチャカチャ」「カチッカチッ」といったキーボードの打鍵音やマウスのクリック音などが発生する。筆者がスマートフォンの「騒音測定器」アプリでこれらの音を測ったところ、40~60デシベル程度だった。

 例えば横浜市が条例で定める「生活騒音防止に関する配慮すべき指針」では、住宅地において昼間は50デシベル以上、夜間は40デシベル以上を「周囲に配慮すべき騒音」と定義している。条例の基準に照らすと、キーボードやマウスから発生する40~60デシベルの音は騒音に当たる。

 もっとも、一戸建てやマンションは一定の防音性能があるので、キーボードやマウスから発生する音が外部に漏れることはないだろう。だが、それらの音を頻繁に聞く同居人にとっては気になるかもしれない。

 キーボードやマウスから発生するのは、主にスイッチの音だ。力を入れずに操作することで、ある程度は音量を抑えられるが、限界がある。そこで、静音タイプのキーボードやマウスを導入して、静かな作業環境を構築してみてはいかがだろうか。

 キーボードから発生する音は、スイッチ音のほかに、キーが底についたときに出る音もある。静音キーボードは、キーボードの底面に吸音材などを仕込むといった工夫をして音を軽減する。また、キーボードは、キーの構造によって打鍵音が大きく異なる。

 パソコン用のキーボードのキー構造は大きく分類すると、「メンブレン方式」「パンタグラフ方式」「メカニカルスイッチ方式」「静電容量無接点方式」の4種類がある。その中で比較的静かなのは、スイッチの構造が簡単なメンブレン方式と、非接触タイプのスイッチを持つ静電容量無接点方式だ。メカニカルスイッチ方式でも、静音タイプのスイッチを搭載し静音をうたう製品もある。

 静音タイプのキーボードの中で特にお薦めなのが、ロジクールの「K295 Silent Wireless Keyboard」(2970円、量販店サイトの税込み実勢価格、以下同)だ。メンブレン方式のキーボードで、構造を工夫することにより騒音を従来製品から90%以上削減しているという。

「K295 Silent Wireless Keyboard」は、打鍵音を減らす静音キーボード。静音マウスをセットにした「MK295 Silent Wireless Keyboard and Mouse Combo」もある
「K295 Silent Wireless Keyboard」は、打鍵音を減らす静音キーボード。静音マウスをセットにした「MK295 Silent Wireless Keyboard and Mouse Combo」もある
(出所:ロジクール)
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