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(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
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 米Apple(アップル)の自社製チップ「Apple M1」(以下M1)を搭載した「MacBook Air」を使い始めてから約5カ月たった。M1チップのMacを使ってみたいという軽い気持ちで購入したが、あまりの快適さにすぐ気に入った。

 筆者は以前からモバイルでの作業には、12.9型「iPad Pro」にハードウエアキーボードを組み合わせるのがベストだと思って使っていたのだが、対抗馬が突然現れた格好だ。

M1 MacBook Airは想定外の購入

 現在、筆者は自宅での仕事にデスクトップ型の「iMac Retina 5K」(2017年モデル)、モバイルでの仕事に「12.9型iPad Pro」(2018年モデル)とシーンで使い分けている。どちらもそろそろ買い替えを検討してもよい時期になってきた。

 特にiMacは、現在最新のOS「macOS Big Sur」にアップデートして全体的に動作が重くなった印象がある。仕事でよく使う「Adobe Photoshop」は特に起動に時間がかかり、いくつかの処理で待ち時間が気になるようになってきた。そこで2020年末に本体を分解し、ストレージをSSD+HDDの「Fusion Drive」構成(3TB)から、1TB SSD+2TB SSDに改造して延命を図ってみたものの、Photoshopに関しては大きな改善は見られなかった。どうやらストレージのアクセス速度といった「足回り」のテコ入れだけでは無理で、動作が重いのはCPUやGPUといった「頭脳」に起因するもののように思われた。

「iMac Retina 5K」(2017年モデル)を延命するために、2020年末に128GB SSDと3TB HDDで構成される「Fusion Drive」を、それぞれ1TB SSD、2TB SSDに換装する改造を施した。ちなみにiMacを自分で分解すると正規のサポートは受けられなくなる点に注意
「iMac Retina 5K」(2017年モデル)を延命するために、2020年末に128GB SSDと3TB HDDで構成される「Fusion Drive」を、それぞれ1TB SSD、2TB SSDに換装する改造を施した。ちなみにiMacを自分で分解すると正規のサポートは受けられなくなる点に注意
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 そのような状況でこれまでのMacよりも格段に高速だというAppleシリコン搭載Macが発表された。中でもMacBook Airはかなり安価に思えたこともあり、下位モデルを標準構成で購入した(その後、あまりに気に入ってしまったため返品し、長く使うために上位モデルをカスタマイズして購入し直した)。

発売日に入手した標準構成の下位モデルは返品し、快適に長く使うために上位モデルをカスタマイズして購入し直した
発売日に入手した標準構成の下位モデルは返品し、快適に長く使うために上位モデルをカスタマイズして購入し直した
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 それ以来、モバイルでの作業が想定される場合は、MacBook AirとiPad Proのどちらを持ち出すかを悩むことになった。そこで5つの項目について比較し、どちらがモバイルでの作業にふさわしいか決着をつけたいと思う。