全3945文字
PR
(出所:アップル、以下同じ)
(出所:アップル、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]

 米Apple(アップル)の新製品発表イベントが2021年4月21日午前2時(日本時間)から約1時間、オンラインで実施された。アップルの新製品発表イベントと言えば、毎年秋のiPhone新モデルの発売前後が最も盛大だ。だが今回のイベントはそれに匹敵するか、それ以上のものに思われた。

 発表された新ハードウエアは、「AirTag」「24インチiMac」「Apple TV 4K」「iPad Pro」と盛りだくさん。2020年秋のイベントは3回に分けられ、発表される製品も分散されていたせいもあり、受け止める側(つまり筆者)にも心の余裕があったのだが、今回は内容が盛りだくさん過ぎて気持ちの整理が追いつかない状態だ。

 今回は、筆者が心を奪われた「M1」搭載の24インチiMacを中心にリポートしようと思う。

AppleシリコンM1がiMacにも搭載

 M1搭載Macは、2020年11月に登場した「MacBook Air」「13インチMacBook Pro」「Mac mini」の3機種がすでにあるが、そこに今回24インチiMacが加わることになった。

 搭載されるチップはM1の高性能版、存在すれば「M1X」などと呼ばれるようなチップだと考えていたのだが、これまでと同じM1だった。これで現在のMacのラインアップでディスクリートGPU(dGPU)が搭載されていないモデルは、すべてAppleシリコン化を果たしたことになる。

 M1を搭載することで、前モデルとなる「21インチiMac」と比較してCPUパワーで最大85%、GPUパワーで最大2倍高速とのことだ。M1を搭載したMacBook Airを使ったことのある筆者は、そのスリープからの復帰の速さを知っているので、iMacでも体験できるようになるのが楽しみだ。

24インチiMacにはシステムオンチップ(SoC)であるアップル自社製の「M1」が採用され、従来よりもCPUで最大85%、GPUで最大2倍の高速化を実現した
24インチiMacにはシステムオンチップ(SoC)であるアップル自社製の「M1」が採用され、従来よりもCPUで最大85%、GPUで最大2倍の高速化を実現した
[画像のクリックで拡大表示]