厚生労働省が進めている、マイナンバーカードを健康保険証として利用する「オンライン資格確認」システムに黄信号がともっている。マイナンバーの入力ミスが約3万件も相次いだほか、2021年3月からのプレ運用では、対象医療機関が計画通りに広がらないなどの課題に直面。当初2021年3月末の予定だった本格運用開始を、遅くとも同年10月までに延期した。問題の深層に迫るとともに、関係者への取材や医師へのアンケートなどを基に今後の展望をまとめた。