7つのカラーバリエーションで登場した「Apple M1」チップ搭載の「24インチiMac」を入手した。筆者はM1チップ搭載のMacBook Airを発売日から7カ月ほど使っているが、今でもM1チップの処理能力や省電力性能に感激することが多い。
M1チップはきょう体の設計や冷却ファンなどによる効率的な冷却によって、発揮される能力に違いがあることが知られている。このiMacはMacBook Airと同じ性能のM1チップが搭載されているが、新設計のきょう体によってどの程度の違いが出るだろうか。
気になるM1チップ搭載iMacの能力を見ていこう。
気分で設置場所を変えながら使うと楽しい
今回入手した24インチiMacは、標準構成の上位モデルをベースにメモリーを16GBにカスタマイズしたもの。搭載されているM1チップは8コアCPU+8コアGPUで、ストレージは512GBだ。
色はオレンジを選択。重さが4.48kg(下位モデルは4.46kg)で、完全フラットなディスプレー部分は薄さが11.5mmというスペック。家の中で気分で設置場所を移動させて使おうと考えていたので、置くだけで雰囲気が変わる派手な色を選んだ。
キーボードやマウスなどがワイヤレス、もちろんiMacもWi-Fiでネットワーク接続できる。4.5kgを切る本体は楽に動かせるし、電源さえ取れればどこにでも簡単に設置できた。
すぐにリビングに設置したところ、オレンジ色が好きな妻の第一声は「なにそれ!」で、その後の食いつきもすごかった。色々と説明すると「MacBook Airにオレンジが出たら自分のを買い替える」と言っていた(オレンジのMacBook Airが登場するかどうかは全くの未定、念のため)。
背面に反射した光で周囲がiMacのきょう体色に照らされるため、部屋全体が華やいだ感じになるのが面白い。
在宅ワークに使うパソコンを購入する際、置き場所に困ってノートパソコンを購入する場合も多いと思うが、24インチiMacは使わないときは部屋の隅に寄せたり、デッドスペースに片付けたりするのも難しくない。24インチiMacは、コンパクトなノート型と大画面のデスクトップ型の「いいところ取り」のように思えた。