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 Macの設定は、デフォルトのままで使うよりもカスタマイズしたほうがユーザーには使いやすくなる場合がある。Macのハードウエアに関する定番カスタマイズを紹介しよう。

スクロールバーをカスタマイズ

 Macではウインドウなどのスクロールバーは通常表示されておらず、マウスなどでスクロール操作をしたときに初めて表示され、しばらくすると消える。少し動かして現れたスクロールバーを、マウスでクリックするとそのまま操作可能だ。スクロールバーの表示設定のデフォルトは、「マウスまたはトラックパッドに基づいて自動的に表示」なのだが、意味が分かりにくい(図6)。この設定にしておくと、アップル製のマウスやトラックパッド(タッチパッド)ではスクロールバーが表示されないが、他社製のマウスを接続するとスクロールバーが常に表示される場合が多い。もしスクロールバーを表示しないようにしたいなら、「スクロール時に表示」に変更するとよい。

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スクロールバーの表示と動作を好みに
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スクロールバーの表示と動作を好みに
図6 「マウスまたはトラックパッドに基づいて自動的に表示」で通常は問題ないが、アップル以外のマウスを接続するとスクロールバーが常に表示される場合がある。煩わしく感じる場合は、明示的に「スクロール時に表示」に設定しよう

 「一般」パネルで必ず確認したい設定がもう一つある。アプリ終了時に内容を自動保存するかどうかの「書類を閉じるときに変更内容を保持するかどうかを確認」だ(図7)。これも少し意味が分かりにくいかもしれない。オンでは保存ダイアログが表示されてユーザーが保存するかどうかを選ぶが、オフになっているとアプリ終了時に変更内容が自動的に保存される。勝手に保存されると困る場合はオンにしておこう。「アプリケーションを終了するときにウインドウを閉じる」は、作業後に片付けて何もない状態から始められるのがオン、前回の状態に戻してくれるのがオフと考えればよいだろう。

アプリ起動時に前回のウインドウを復元
アプリ起動時に前回のウインドウを復元
図7 アプリ終了時に書類を「自動保存する/しない」、アプリ起動時に前回開いていたウインドウを「再表示する/しない」の設定を確認しておく
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指紋認証をもっと快適に

 「Touch ID」搭載Macでは、初回起動時の「スタートアップアシスタント」の中で、ユーザーの指紋を1つ登録するプロセスがある。多くの人は利き手の人差し指の指紋を登録すると思われるが、システム上はあと2つ登録可能だ(図8)。中指や薬指、場合によっては利き手ではない側の指紋を登録しておくとよいだろう。Macが自分の正面になくても、ロックを解除したり認証したりできると便利に感じる場合があるはずだ。

認証用の指紋は3つ全て登録しておく
認証用の指紋は3つ全て登録しておく
図8 Macの初回起動時に「Touch ID」での認証用に登録した指紋のほかに、あと2つ指紋を登録できる。使い切らないともったいない。中指や利き手以外の人差し指などを登録しておくと意外なときに役に立つ
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