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 パソコンのOSには壁紙や「強調表示色」(項目を選択した際の色)などを変更する機能が搭載されている場合が多い。使い勝手には直接影響しないが、好みの設定にすることで気分良く作業できる効果は期待できる。今回はMacのデスクトップを自分好みの見た目にカスタマイズする方法を紹介しよう。

まずは壁紙のカスタマイズから

 デスクトップのカスタマイズとして真っ先に思い付くのは壁紙の変更だろう。デフォルトの壁紙はOSやパソコンの機種を象徴するものなので、メーカーのWebサイトやCM、雑誌の記事などで目にすることも多い。それだけに、変更すると自分がそれまで知らなかったパソコンの表情が見えてくる(図1)。

壁紙を変えるだけで「ガラリ」と雰囲気が変わる
壁紙を変えるだけで「ガラリ」と雰囲気が変わる
図1 左は「macOS Big Sur」デフォルトの壁紙。Macが紹介される際にもこの画面がよく使われているので、目にした人も多いだろう。右はBig Surに標準で用意されている壁紙の一つ。好みの壁紙に変更するだけで、自分だけのMacといった感じになる
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 macOSには2013年リリースの「Mavericks」以降、米国カリフォルニア州の地名が付けられており、壁紙にはその土地の風景写真が搭載されるのが通例になっている。2020年リリースの「Big Sur」では、新たな試みとして写真に加えてイラストの風景画像が4点追加された。1980年代に流行したイラストのタッチを感じて懐かしく思う人もいるのではないだろうか。そのようなレトロな印象を受けるイラストが、M1チップ搭載「24インチiMac」の新しく設計されたカラフルボディーと合わせると、特にしっくりくる点は興味深い。

右クリックで変更すると簡単

 壁紙は「システム環境設定」の「デスクトップとスクリーンセーバ」パネルを表示して設定する。その際、デスクトップの何もないところを右クリックして設定を開始するのがお勧め(図2)。アップルメニューなどからスタートするよりも少ない手順でパネルを表示できる。

デスクトップの右クリックで呼び出し
デスクトップの右クリックで呼び出し
図2 壁紙は「システム環境設定」の「デスクトップとスクリーンセーバ」パネルで変更する。デスクトップの右クリックでダイレクトに開くと簡単だ
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 壁紙はパネルの左ペインで「Apple」「写真」「フォルダ」と分類されている。このうち「Apple」がシステム標準となり、さらにその下の「デスクトップピクチャ」が写真や画像のいわゆる「壁紙」だ。単色のシンプルな壁紙が好みの場合は「カラー」の中から探すとよいだろう。そのほか「写真」ではMacの「写真」アプリに読み込まれている写真を直接壁紙に設定できる。ユーザーが追加したフォルダーは「フォルダ」からアクセス可能だ。

 デスクトップピクチャーを選択すると、上から「ダイナミックデスクトップ」「ライトとダークのデスクトップ」「デスクトップ」と3つのカテゴリーに分かれている。初めの2つはシステムと連動して動的に変化する特別な壁紙だ。最後は常に同じ画像が表示される一般的な壁紙になる。

 ここで、システムとの連動の仕方が分かりやすい「ライトとダークのデスクトップ」を紹介しておこう。macOSには2つの「外観モード」がある。一つは白を基調とする「ライト」、もう一つは黒を基調とする「ダーク」だ。「ライトとダークのデスクトップ」の壁紙を設定しておくと、システム環境設定の「一般」で設定した外観モードに合わせて壁紙も自動的に切り替わる(図3)。

外観モードに合わせて壁紙も変化する
外観モードに合わせて壁紙も変化する
図3 「ダイナミックデスクトップ」または「ライトとダークのデスクトップ」を選択すると、外観モードに合わせて壁紙も変化する
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