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 アップルは2021年6月に開催したイベントでM1のアップデートを発表しましたが、本記事は2020年11月に発表したM1搭載Macをベースに説明を進めています。M1やMacの基礎を押さえるためにご活用ください。

Macの初期化と再インストール

 M1 Macを安全に初期化するには復旧アシスタントの「Macを消去」がお薦めだ(図4)。復旧アシスタントは「アクティベーションロック」が掛かっているMacで起動オプションをクリックした場合に表示される。手動で表示する場合は、「ターミナル」から「パスワードをリセット」機能を使って呼び出すとよい(図5)。アクティベーションロックは「iPhone」などにも搭載されている機能で、端末を紛失したり盗難に遭ったりした際に不正利用されないように保護する仕組みだ。インターネットに接続し、そのMacで使っていた「Apple ID」で認証を受ける必要がある。

M1 Macの起動ドライブを安全に初期化する方法
M1 Macの起動ドライブを安全に初期化する方法
図4 電源を長押しして「起動オプション」を起動。「復旧アシスタント」から「Macを消去」を実行しよう。Macにアクティベーションロックが掛かっていると、4つめの画面の前にMacで使っていたApple IDとパスワードを入力してロックを解除するステップがある
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復旧アシスタントが表示されない場合
復旧アシスタントが表示されない場合
図5 復旧ユーティリティからターミナルを呼び出し、“resetpassword”と入力して[return]キーを押すと「パスワードをリセット」が表示。これが復旧アシスタントだ。パスワードをリセットする必要はない
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 続いて、「macOS Big Surを再インストール」でOSをインストールしよう(図6)。インストールされるmacOSはそのMacに初期インストールされていたバージョンの最新版となるものの、工場出荷時に近い状態になる。

macOSをクリーンインストールする
macOSをクリーンインストールする
図6 図4の手順でアクティベーションロック解除後、「復旧ユーティリティ」が起動する。表示が英語の場合は日本語に切り替えよう。「macOS Big Surを再インストール」を実行するとmacOSがクリーンインストールされ、工場出荷時に近い状態に戻る
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