ソフトウエアエンジニアの仕事とは何だろうか。ラクスルのCTO(最高技術責任者)を務める泉雄介氏は、どのプロフェッショナル職も自分の仕事を「経済活動の一部」と捉えるべきだと説く。豊富なシステム開発や起業の実績を持つ泉氏が、ソフトウエアエンジニアリングの先を見据えた指針を示す。

連載
泉雄介のBeyond Software Engineering
目次
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あなたは「稼げるエンジニア」か?40年先も通じる3つの能力
今回の主題はズバリ「報酬」です。一口に「ソフトウエアエンジニア」と言っても報酬水準にはとんでもなく大きな差が存在します。この差はどこから生まれるのでしょうか。
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「個」の成果をどう引き出す?エンジニアがエンジニアをマネジメントする勘所
ソフトウエアエンジニアの皆さんがマネジメントと聞くと、自分とは少し距離を感じる方もいるかもしれません。「個」の能力や成果が会社の成果に大きな影響を及ぼすなか、「エンジニアがエンジニアをつくる」ためのマネジメントはこれまで以上に重要な役割を果たすことになると思います。
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デジタル庁の組織図に思う、個の強みを最大化し最少チームで成果を出す組織づくり
2021年9月1日にデジタル庁が発足しました。組織図をみて興味深いのはツリー型の組織図とは別に「プロジェクト」や「プロダクト」の「チーム」が組成される点です。今回はデジタルサービス開発に関わるエンジニアやデザイナーなどのテクノロジストを主体とする組織や組織文化について考えたいと思います。
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やりがいとむなしさの境界線、「良いソフト開発」に欠かせない3つのこと
以前の記事で「21世紀はソフトウエアエンジニアが握る世紀」と豪語しました。具体的に何を体現することが「投資家」としての判断を見誤らずに、ソフトウエア開発を「商売」として成り立たせることができるのか、ぜひ意識してほしい3つのことを今回は紹介したいと思います。
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商売としてのソフトウエア開発、そのコード1行がいくら稼ぐのか
前回の執筆では、「商売として見たときのソフトウエア開発」という話をしました。今回は、それが本質的にどのようなことを指しているのかを、少し経済や会計の概念も取り入れながら考えたいと思います。
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ソフトウエアエンジニアがなぜ「経営」を意識すべきか、リーマン・ショックで痛感
今回はソフトウエアエンジニアとしての半生を振り返るとともに、筆者がソフトウエアエンジニアとして生きていく上で切っても切れないテーマは何か?を投げかけたいと思います。
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