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データについて、その種類や属性を記述したデータ。例えばWordのファイルでは、作成日やコメント、作成者などの情報をメタデータとして埋め込める。ファイルを検索したり整理したりする際に活用できる。

 メタデータは、「高次の~」「~を含む」という意味の「メタ」と、「データ」を組み合わせた造語で、「データに関するデータ」を指す。例えば「Word」などで作成したオフィスファイルでは、「プロパティ」に作成日、更新日、作成者などがメタデータとして自動設定される。また、プロパティの「ユーザー設定」でユーザーが属性項目を追加し、その内容をメタデータとして入力もできる。メタデータは、目的のファイルを素早く検索したり、大量のファイルを属性別に整理するための判断基準として使われる。

 SNSのメッセージに埋め込む「ハッシュタグ」もメタデータの一種だ。メッセージのテーマを表すハッシュタグを付けることで、大量のコメントの中から同じテーマについて話しているコメントだけをまとめて抽出し閲覧できる。

 メタデータはそれにひも付くファイルや情報を見つけるのに有効な一方で、データ本体とメタデータが乖離した場合、検索の精度が低下する問題がある。例えば、写真ファイルのメタデータを使って、特定の日付に撮影したものを抽出しようとした場合、メタデータに撮影日が設定されていないと、たとえ指定の日に撮影されたものであっても検索されない。

「Googleフォト」では、写真データに含まれる撮影日時や露出設定、撮影場所などのメタデータを確認できる。このデータを使って、撮影場所を地図上に表示したり、写真を撮影日順に並べて表示したりできる
「Googleフォト」では、写真データに含まれる撮影日時や露出設定、撮影場所などのメタデータを確認できる。このデータを使って、撮影場所を地図上に表示したり、写真を撮影日順に並べて表示したりできる
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