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 東芝テックが開発・運営する電子レシートサービス。対応店舗のレシートをデータとしてスマートフォンで受け取り、管理できる。レシートの食材情報からレシピを提案するなどのサービスも始まっている。

 対応店舗で買い物をしたレシートをスマートフォン(スマホ)のアプリでデジタルデータとして管理できるサービス。大量のレシートをアプリでまとめて管理できるだけでなく、レシートのデータを使って食費や日用品、医療・保険などの分野別に確認できる。スマートレシートに対応していない店舗での買い物も、別のスキャンアプリと連携すると、スマホのカメラで撮影して取り込める。

電子レシートセンターで管理される対応店舗のレシートを、ネット経由でスマホで受け取り閲覧できる。ジャンル別の合計購入額を見られるなど、簡易的な家計簿のようにも使える(出所:東芝テックのWebページ)
電子レシートセンターで管理される対応店舗のレシートを、ネット経由でスマホで受け取り閲覧できる。ジャンル別の合計購入額を見られるなど、簡易的な家計簿のようにも使える(出所:東芝テックのWebページ)
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 スマートレシートのデータは紙のレシート同様に返品や交換時の購入証明として利用できる。また、スマートレシートは商品購入直後から13カ月間閲覧可能。TSV形式のファイルとして出力して保存し、ほかのアプリでも活用できる。さらに、スマートレシートとの連携に対応したサービスやアプリと組み合わせれば、買い物データに含まれる食材から作れるレシピを提案してもらえる。

 店舗側にもメリットがある。まず、紙のレシートを発行しないことによるコストや資源の削減ができ、店舗のイメージアップも期待できる。また、アプリ側のキャンペーンやクーポン、スタンプカードといった機能を使って利用者とコミュニケーションを図り、サービスのリピート利用につなげられる。