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 パソコンやスマートフォンなどのデジタル端末やそうした端末向けのコンテンツサービスで、利用時間やサービス内容に制限をかける機能。保護者が子供の端末利用をコントロールするために使う。

 パソコンやスマートフォン、ゲーム機といったデジタル機器の使い方によっては、コミュニケーションが密になり過ぎて対人関係に問題を抱えたり、長時間のコンテンツ利用をやめられず日常生活に支障が出てしまうことがある。ペアレンタルコントロールは、デジタル機器を使い始めた子供たちがこうした問題を避けられるように、子供の発達段階に応じて保護者が利用に制限をかける機能だ。

 サービスとしては(1)携帯電話会社やプロバイダーなどの事業者が提供するもの(2)OSやゲーム機などのプラットフォームが提供するもの(3)アプリストアや動画配信サービスなどのサービス側が提供するもの(4)専門事業者が有料で提供する多機能なものに大別でき、それぞれ制限できる内容や機能が異なる。出会い系や成人向けなど特定サイトへのアクセスを制限したいなら(1)(2)(4)、アプリや端末の利用時間の制限、利用状況のチェックをしたいなら(2)(4)、コンテンツの年齢区分に沿って利用させたいなら(3)──といった具合に、目的に合わせて複数の制限機能を組み合わせて利用する必要がある。

 こうしたペアレンタルコントロールも、トラブルに対して万能ではない。特定のサービスやコンテンツを遮断しても、代わりになるものはほかにもある。また、子供の成長を反映しないでいつまでもきつい制限をかけたままでは、子供が積極的に解除方法を探して制限を無効にする可能性もある。どういう脅威から守るためにいつまで制限をかけるのか、親子で共通の認識を持つことも重要だ。

2021年2月に提供が始まったYouTubeの新しいペアレンタルコントロール機能。視聴動画の年齢レーティングに応じて3段階の制限を設けている
2021年2月に提供が始まったYouTubeの新しいペアレンタルコントロール機能。視聴動画の年齢レーティングに応じて3段階の制限を設けている
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