全1652文字
PR

 ノートパソコンといえば、ウィンドウズ(Windows)かマックブック(MacBook)のどちらかだという考えは古い常識になってしまいました。出荷台数ではマックブックよりもクロームブック(Chromebook)がすでに上回っています。実際にクロームブックはいろいろな分野で活用されています。その実力はウィンドウズノートと比べるとどの程度なのでしょうか。徹底的に検証します。

クロームブックとWinパソコンの違いは?

 低価格ノートパソコンとして今また「クロームブック」が注目を集めているが、ウィンドウズノートの代わりとなり得るのか疑問を抱いている人も多いだろう。本特集ではその疑問を解消すべく、使い勝手などについて徹底的に検証していく。まずはウィンドウズノートとの違いなど、基本的なことから見ていこう。

 クロームブックは見た目も中身のハードウエアも基本的にウィンドウズノートと変わらない。大きく違うのは、搭載されているOSがウィンドウズ10ではなく、グーグルが開発した「クロームOS」であるという点だ(図1)。

クロームブックはグーグルのクロームOSを搭載したパソコン
クロームブックはグーグルのクロームOSを搭載したパソコン
図1 クロームブックはグーグルの「クロームOS」を搭載したパソコン。一般的なクラムシェルタイプのほかにタブレットとしても使えるコンバーチブルタイプなどもあるなど、見た目はウィンドウズノートと変わらない。一般的にウィンドウズノートより低価格で起動が速く、動作が快適であるといった特徴がある
[画像のクリックで拡大表示]

 クロームOSはウェブブラウザーの「クローム」をベースに主にウェブアプリを使用することを前提に開発されたもの。ウィンドウズ10と比べ非常に軽く、CPU、メモリーなどのハードウエアスペックが比較的低くても快適に動作する点が特徴だ。図2はクロームブックとウィンドウズノートの主な違いをまとめたものだが、実際、タブレットなどに使用されるARM系CPUを搭載する製品も多いし、メモリーも4ギガが主流だ。データはクラウド保存が基本となるのでストレージ容量も32ギガや64ギガと小さい製品が多い。そのため快適に動作する製品が3万円くらいから入手可能。低価格かつ快適に動作することがクロームブックの最大の魅力といえる。

ウィンドウズノートとの違いは?
ウィンドウズノートとの違いは?
図2 クロームブックに搭載されているクロームOSは、ウエブブラウザーのグーグルクロームをベースに、ウェブアプリの使用をメインとして開発されているため軽快なことが特徴。CPUやメモリーのスペックはウィンドウズノートよりも低くてよい。またデータもクラウドに保存することが基本となるためストレージ容量も小さくてよい。そのため、クロームブックはウィンドウズノートに比べると一般的に低価格で入手しやすい
[画像のクリックで拡大表示]