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 iPhoneやiPadは単体で十分機能するが、パソコンと連携することで実現する機能が今でも存在する。パソコン連携の基本となるiTunesをおさらいしよう。

iPhone/iPadにiTunesからアクセスできるようにする

 パソコンに接続したiPhoneやiPadに、iTunesからアクセスできるようにするためには、端末側からパソコンを「信頼」するという手続きが必要だ(図6)。パソコンに端末を初めて接続した際に端末の画面に表示される「このコンピュータを信頼しますか?」のダイアログで「信頼」をタップすればよい。このときパソコンでiTunesを起動していると、パソコン側に「このコンピュータがこのiPhone上の情報にアクセスするのを許可しますか?」とダイアログが表示される。ダイアログの「続ける」と「キャンセル」のどちらをクリックしても「信頼」には関係なく、あくまでも端末側の「信頼」または「信頼しない」で決定することを覚えておいてほしい。

図6 パソコンにiPhoneを接続してiTunesを起動すると、アクセス許可を求められる(上)。iPhoneに表示される画面で「信頼」をタップして進もう
図6 パソコンにiPhoneを接続してiTunesを起動すると、アクセス許可を求められる(上)。iPhoneに表示される画面で「信頼」をタップして進もう
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 パソコン側のダイアログは「続ける」をクリックすると、端末から信頼された後、iTunesに表示される。これに対して、「キャンセル」をクリックすると端末はiTunesに表示されない。そのため、iTunesからすぐにiPhoneにアクセスする場合は「続ける」をクリックする方がよい。もし間違って「キャンセル」をクリックしてしまっても、iPhoneからケーブルを抜いて挿し直せばiTunesに接続できるので、実はそれほど大きな違いはない。iTunesから端末にアクセスできるようになったら「新しいiPhoneへようこそ」の画面が表示されるので、新しいiPhoneとして設定するか、事前に取ったバックアップから復元するかを選択して「続ける」をクリックしよう。

パソコンにiPhone/iPadのバックアップを取ろう

 ここまで紹介した手順を踏み、iTunesから端末にアクセスできるようになっていると、iTunesの画面左上に端末のアイコンが表示されているはずだ。これをクリックして「概要」画面から「このコンピュータ」を選択してバックアップしよう(図7)。その際に、「ローカルバックアップを暗号化」は必ずオンにしておく。オフの状態でバックアップすると端末内に保存されたパスワードなどの情報がバックアップされず、復元時に全て手入力しなければならなくなってしまうからだ。

図7 iTunesにiPhoneが認識されると画面左上にアイコンが現れる。クリックして表示される「概要」画面からパソコンにバックアップできる
図7 iTunesにiPhoneが認識されると画面左上にアイコンが現れる。クリックして表示される「概要」画面からパソコンにバックアップできる
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 現在はiTunes、iCloudどちらを使ってもインストールされたアプリの実体は基本的にバックアップされず、復元時は「App Store」などから自動でダウンロードされる。そのため、復元にはWi-Fiネットワークが必要になる点に注意しよう。